金劼さんはこれを見て満足したように「國外では伴奏音楽をつけたサイレント映畫はすでに歴史があるが、中國では始まったばかり。私たちは希望を抱いている。伴奏音楽は吹き替えと同じではない。伴奏音楽は映畫と一定の距離を保ちつつ、しかも映畫という主役の座を奪ってはいけない」と語った。この2年間、怒瀾影業(yè)と中國電影資料館が協(xié)力して展開している「沈黙の聲」プロジェクトは、すでに資料館に現(xiàn)存するサイレント映畫15作品の全てに音楽をつけている。
サイレント映畫の伴奏音楽は2種類に分けられる。一つはピアノによる演奏で、ミュージシャンがサイレント映畫にあわせた楽譜を準(zhǔn)備し、上映會場では楽譜通りに演奏するだけでいい。もう一つは大友氏のような即興演奏型?!?5作品の中から作品を選ぶ際、大友氏からはリズムの激しい、スピーディな作品をお願いされた」と金さんは語った?!讣t俠」の上映2日目の大友氏の演奏は1日目とは全く異なるものだった。
「観客の様子を見ることができるし、彼らも私を見ることができる」と語る大友氏はまもなく60歳。95分間の演奏を終えても休む暇がない。演奏を終えるのを待ちかねていたように、CDを買おうとする映畫ファンたちが何重にも彼を囲む?!附袢栅悉趣皮馀d奮した。サイレント映畫には限界があるものの、その他の要素とコラボさせることで、強烈な鑑賞性をもち、その當(dāng)時の様子が蘇る」と初めてサイレント映畫を鑑賞したという80年代生まれの観客が魅入られたように語った。
4月21日夜には中國電影資料館で日本の弁士とコラボした國産サイレント映畫の「小玩意」が公開されるという。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月19日
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