「逆転」の主な原因は時(shí)期的要因か
國民所得の成長速度の小幅な変動(dòng)は正常な現(xiàn)象といえる。理論的に見て、GDPと國民所得の成長は完全に一致するとは限らず、経済成長規(guī)模が完全に國民所得に反映されるわけではなく、一部は國民経済の他の部分に反映されるため、國民所得はしばし変動(dòng)するが、その変動(dòng)も一時(shí)的なものであると専門家は指摘する。
時(shí)期的要素も主な現(xiàn)実的要因として挙げられる。中國人民大學(xué)財(cái)政金融學(xué)院の趙錫軍副院長は、第一四半期は元旦、春節(jié)という二つの祭日連休があるため、企業(yè)の経営?生産は他のシーズンよりやや緩く、収益増も困難となると指摘する。また、この間人々の消費(fèi)の多くがこれより前の貯蓄物資の消費(fèi)、つまり在庫消費(fèi)が多く、在庫部分の労働収入はこれより前に決済済みとなっている。総じて、収入の時(shí)期的格差が大きくなるため、収入と経済成長指標(biāo)の対比の際は、年度統(tǒng)計(jì)がより客観的となると指摘する。
趙副院長はまた、「目下、中國の経済は構(gòu)造調(diào)整期にあり、産業(yè)や國民の就業(yè)を含む多くの局面で調(diào)整が行われている。この際一部の分野の収益や財(cái)産収入は影響を受けて減少する。この點(diǎn)にも注目すべき」と指摘する。前出の白副所長はこの他、國民経済における投資、工業(yè)付加価値額といった成長速度がやや緩やかになり、これも一定程度國民所得の増加に影響すると指摘した。
実際には、國民所得を含む第一四半期における民生指標(biāo)は評(píng)価するに値する。雇用の面では、人的資源?社會(huì)保障部(?。─谓y(tǒng)計(jì)によると、第一四半期の都市?農(nóng)村地域の新規(guī)雇用者數(shù)は318萬人で、前年目標(biāo)の31.8%を達(dá)成した。収入の面では、國民所得の実質(zhì)成長率は6.5%で、依然高い成長を維持し、都市と農(nóng)村の所得格差も絶えず縮小している。物価の面では、CPIはゆっくりと上昇しており、統(tǒng)計(jì)によると、第一四半期のCPIは同期比2.1%上昇した。
白副所長は、「第一四半期の民生分野の関連指標(biāo)は良好な『成績』を殘しており、民生は良好な発展の勢(shì)いを保っている。中國の旺盛な內(nèi)需と構(gòu)造調(diào)整の新たな原動(dòng)力と政策ボーナスを受け、この勢(shì)いは今後引き続き保たれる」と述べた。(編集MI)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月19日
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