◆日本 留學生の科學技術協力への貢獻に期待
日本政府の科學技術政策の制定を擔當する、文部科學省官房審議官の松尾泰樹氏は取材に応じ、「中國の科學技術水準は近年、急速に向上しており、大學ランキング、論文數、論文被引用回數など、科學技術の進歩の度合いを示す指標がすべて上昇している。大學ランキングや論文被引用回數などの基準はさらなる改善が待たれるが、中國の科學技術力は確かに強化されている。これは國際共同研究によっても裏付けられている。中國の學生は歐米留學に熱心で、これらの留學人材は科學技術研究水準の向上に大きく寄與している」と述べた。
松尾氏は、「日本が得意とする分野、中國が得意とする分野で相互協力し、環(huán)境?食糧?エネルギーなど世界的な課題に取り組むべきだ。両國は今後、成熟した協力?互恵関係と相互補完関係を構築する必要があるため、両國の國情を理解する留學生のさらなる努力が必要となってくる」と指摘した。
◆ロシア 中國の科學技術革新の目標と成果に注目
イタルタス通信は全國科學技術革新大會を詳細に伝え、習主席が提起した「2020年までにわが國を革新型國家に仲間入りさせ、2030年までにわが國を革新型國家の先頭集団入りさせ、新中國成立100周年にわが國を世界の科學技術強國にする」という科學技術革新発展目標、李克強総理による「科學研究者により多くの自由を與え、科學技術への財政支援を拡大する」という提案に興味を示した。
◆ブラジル 自主革新、中國経済に予想以上の貢獻
サンパウロ州革新支援基金會のフェルナンド理事は、取材に対し、「中國の科學技術研究開発費は、2022年に米國を抜き世界一になる。科學技術革新は、研究所の実験室內に留まるべきではない。政府による大衆(zhòng)創(chuàng)業(yè)、萬衆(zhòng)創(chuàng)新(大衆(zhòng)による起業(yè)?革新)の指導?支持に伴い、中國國內で潛在力と特色を持つソーシャル?イノベーション?プラットフォームが現れ、中國経済に新たな活力をもたらす。これは新たな科學技術革命と産業(yè)変革に対応する効果的な手段だ。中國の労働生産性の改善に対する自主革新の貢獻は、私の予想を上回っている」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年6月1日
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