今月10日から、鉄道の上海虹橋駅と北京?上海を結(jié)ぶ京滬高速鉄道の車內(nèi)で買い物する際に「支付寶」（アリペイ）での決済が可能になった。上海鉄路局と支付寶が同日に提攜を結(jié)んだことにより、全國(guó)の鉄道初の統(tǒng)一レジシステムによるモバイル決済プラットフォームが同駅で開通した。環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

同日より、同駅にある約100店舗および同局が運(yùn)行する北京?上海間の高速鉄道約20本の車內(nèi)で、支付寶による支払いが可能になり、「スマート消費(fèi)空間」でこれまでにない體験ができるようになった。今後は同局が運(yùn)営?管轄する高速鉄道14路線と高速鉄道117駅で、支付寶への全面対応が実現(xiàn)する計(jì)畫だ。

長(zhǎng)江デルタ地域の高速鉄道建設(shè)が徐々に完成に近づき、同局の管轄下には京滬高速鉄道、滬寧高速鉄道（上海-南京）、滬杭高速鉄道（上海-杭州）、寧杭高速鉄道（南京-杭州）、杭甬高速鉄道（杭州-寧波＜ニンポー＞）、合福高速鉄道（合肥-福州）、寧安高速鉄道（寧波-安慶）など14本の高速鉄道路線と117の高速鉄道駅があり、到著旅客數(shù)?出発旅客數(shù)は一日あたり平均約300萬(wàn)人に達(dá)し、このうち高速鉄道の利用者は約200萬(wàn)人に上る。高速鉄道駅における商業(yè)施設(shè)の面積は8萬(wàn)平方メートルに迫り、店舗數(shù)は806店に上り、徐州、合肥、蚌埠、黃山、安慶、南京、常州、無(wú)錫、蘇州、上海、杭州、寧波、金華などのエリアで業(yè)務(wù)を展開している。

同局の旅客駅におけるビジネスを擔(dān)當(dāng)する上海新上鉄実業(yè)発展集団有限公司の責(zé)任者は、「高速鉄道駅?車內(nèi)でのモバイル決済の開通により、旅客の支払い手続きがより簡(jiǎn)単になり、旅客には実質(zhì)的なメリットになる。8月10日より、旅客はモバイル決済を利用して虹橋駅の約100店舗で買い物できるようになり、支付寶で決済すれば、攜帯電話端末ごとに1～999元の割引サービスが受けられる。旅客の問い合わせに対応し消費(fèi)をサポートするため、虹橋駅の待合室西側(cè)にO2O（オンラインツーオフライン）體験ブースを設(shè)けており、擔(dān)當(dāng)者がその場(chǎng)で買い物のデモンストレーションを行う」と説明する。

また同責(zé)任者は、「今後は、ほかの高速鉄道駅でも徐々にモバイル決済システムを宣伝推進(jìn)し、年內(nèi)に杭州東駅、南京南駅、合肥南駅でシステムを開通させる予定だ。また鉄道旅客ビッグデータクラウド會(huì)員システムの構(gòu)築をスタートする。オンラインとオフラインの會(huì)員データを統(tǒng)合し、高速鉄道ビッグデータサービスプラットフォームを構(gòu)築し、高速鉄道の大量のデータを利用して鉄道サービスに役立てるというものだ」と説明する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年8月11日