中秋節(jié)（舊暦8月15日、今年は9月15日）まであと數(shù)日となり、各種月餅が大手スーパーやデパートなどの食品コーナーで目立つ場(chǎng)所で売られている。しかし、月餅売り上げ市場(chǎng)はかなり冷え込みを見せており、売り上げを伸ばすため、店側(cè)は次々と販売促進(jìn)のアイデアを出している。9月7日、南京の各大手スーパーを取材したところ、さまざまなタイプの月餅ギフトセットが並べられ、「1箱購(gòu)入でもう1箱サービス」という特売のポップが消費(fèi)者の注目を集めていた。

一方、ばら売りの月餅コーナーの方はお客さんに人気で、南京市在住の呉さんによれば、ばら売りの月餅の値段は10元（約15円）ほどであり、一般の人はこの伝統(tǒng)的な節(jié)句に一種の「めでたさ」を求めるだけなので、このような包裝も簡(jiǎn)素な月餅を購(gòu)入するのが習(xí)慣になっているという。特に高齢者は月餅を誰(shuí)かに贈(zèng)るような必要も無いのでギフトセットは買わないと語(yǔ)った。

またスーパー側(cè)も工夫を凝らしている。さまざまな種類の月餅を取り揃えるだけではなく、手作り月餅のコーナーも設(shè)けている。このように伝統(tǒng)的な月餅の製造過程を知ることで、人々に中國(guó)の伝統(tǒng)文化を感じてもらおうとしているのだ。（編集YK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年9月12日