これまでのフォーラムの成果を見(jiàn)ると、各分科會(huì)において、両國(guó)のゲストは、デリケートな問(wèn)題や難題についても率直に意見(jiàn)を交換している。特に、「政治?外交分科會(huì)」と「安全保障分科會(huì)」では、両國(guó)のゲストが往往にして激論を交わし、一発觸発のバトルとなる場(chǎng)面もある。今年は、周辺の地政學(xué)的狀況が複雑化しており、今回のフォーラムでも、両國(guó)のゲストが中日関係というデリケートな問(wèn)題をめぐって、どのような議論が展開(kāi)されるのか、ウィンウィンの関係となる共通の認(rèn)識(shí)を持つことができるのかということに、メディアが注目している。

取材によると、今回の中國(guó)側(cè)の代表団には國(guó)務(wù)院新聞弁公室の蔣建國(guó)主任、同弁公室の元主任の趙啓正氏、中國(guó)外文局の周局長(zhǎng)、元空軍副司令官（中將）の陳小工氏などがいるほか、日本側(cè)のゲストにも福田康夫元首相や石破茂衆(zhòng)議院議員などの政治家がおり、中日共に、そうそうたるメンバーをゲストとして派遣している。その他、中國(guó)社會(huì)科學(xué)院や外交學(xué)院、上海國(guó)際問(wèn)題研究院、東京大學(xué)、慶応大學(xué)など、中日を代表するシンクタンクの専門(mén)家、さらに、中信集団、中國(guó)石油化工、阿里巴巴（アリババ）、三井住友、野村証券など、両國(guó)のビジネス界の代表も出席して発言する。今回のフォーラムには計(jì)600人以上が參加すると見(jiàn)られている。

中日両國(guó)が派遣しているゲストの顔ぶれを見(jiàn)ても、同フォーラムがどれほど重視されているかが分かる。中國(guó)の習(xí)近平主席は、今月5日に20カ國(guó)?地域（Ｇ20）首脳會(huì)議出席のため中國(guó)杭州を訪問(wèn)していた安倍晉三首相と、中日首脳會(huì)談を行い、「両國(guó)関係は今、坂を登り、でこぼこ道を越えたが、努力を怠ればたちまち後退するという重要な時(shí)期にある。雙方が責(zé)任感と危機(jī)意識(shí)を強(qiáng)め、両國(guó)関係の積極的な面を拡大する一方、消極的な面を抑制するよう努力し、両國(guó)関係を著実に改善するべき」と指摘した。

世界経済がなかなか好転せず、地政學(xué)的狀況が複雑化しているため、今回のフォーラム開(kāi)催は時(shí)宜にかなっていると言える。世界経済が低迷する中、いかに明るい部分を見(jiàn)付けだし、中日関係改善や発展、アジア、ひいては世界の平和的発展のために新たなエネルギーを注ぎ込むかということに、期待が高まっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年9月21日