飲食店で食事をしたのち、お勘定を忘れてしまった軽度の認(rèn)知癥の高齢者を映したビデオが、このところネット上で広まっており、多くの人に感動を與えている。これから紹介するのは、広東衛(wèi)星テレビの「あなたならどうする」という社會モニタリング番組の一部で、成都で撮影されたものだ。人民網(wǎng)が報じた。
リュックを背負(fù)った白髪の老人(番組の再現(xiàn)VTRでは役者が演じている)が、前後して複數(shù)の飲食店に入った。食事を終えて、ゆったりと椅子から立ち上がり、席を立った。だが、老人は、食事の勘定を忘れて出て行ってしまった。
「相手はご老人だ、仕方がない」と話す飲食店の店主らの優(yōu)しさについて、多くの人がネット上に稱賛のコメントを寄せた。
ビデオの冒頭に出てきたのは、冒菜(成都の名物料理)店だった。地元の方言ではない言葉を話す老人が、食事を終え、代金の支払いをせずに店から出て行った。店員もそれを咎めようともせず、微笑みながら入り口近くに座っている店主の方を見た。店主も一言も発することなく、老人が店から出ていくのをただ見つめていた。
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