皇帝の離宮?円明園を実際に訪れることで、その廃墟のはかない美を體験することができるが、近い將來、バーチャルリアリティ（VR）や拡張現(xiàn)実（AR）などのハイテクで絢爛たる當時の面影を「再現(xiàn)」することも可能となるかもしれない。円明園VRアイデアコンテストが円明園大覚寺でこのほど始まった。北京日報が伝えた。

コンテストは円明園公園や園內遺跡、関連する歴史的題材をテーマとする。円明園の文化的中身を持つAR?VR関連のオリジナルコンテンツを制作し、作品を展示する。コンテストは団體の部と個人の部に分かれ、1ヶ月間開催される。申し込み、作品募集、作品のオンライン?オフライン展示から構成され、最終的に一般投票と専門家による審査を経て優(yōu)秀作品が選び出される。受賞者には賞金と、副賞としてモバイルデバイスが贈られる。コンテストのすべての受賞団體?個人は、実創(chuàng)公司の「StrongVR」VR産業(yè)インキュベーターに対して、3-6ヶ月間の無料創(chuàng)業(yè)インキュベーションサービスを申請できる。

コンテストのスポンサーである栄耀（ファーウェイの攜帯電話ブランド）マーケティング部長の王暁冬氏は「人々の心の中にはそれぞれの円明園があると思うが、VRなどの科學技術手段により円明園を新たに表現(xiàn)することで、より新鮮な中身と時代の息吹を持たせることができ、より多くの若者が円明園に注目することになるだろう。また若者に勇気を出して創(chuàng)造し、心の中にある円明園を大いに表現(xiàn)してほしい」と話した。海淀區(qū)円明園管理所副主任の李向陽氏は「ハイテクと伝統(tǒng)的な園林文化を革新的に結びつけることで、文化遺産の保護への注目と支持を呼びかけたい」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月13日