東大卒業(yè)後の昨年4月、広告大手?電通に入社した高橋まつりさん（當(dāng)時(shí)24）は、インターネット広告を擔(dān)當(dāng)する部署に配屬された。それからわずか8カ月後の昨年12月に、長時(shí)間労働が原因で、自らその若い命を絶った。三田労働基準(zhǔn)監(jiān)督署（東京）は9月30日、高橋さんが自殺した原因が、直前に殘業(yè)時(shí)間が大幅に増えたことにあるとし、労災(zāi)認(rèn)定をした。昨年11月上旬にはうつ病を発癥したとみられ、発癥前1ヶ月の殘業(yè)時(shí)間は月約105時(shí)間に達(dá)していた。人民日報(bào)が報(bào)じた。

高度経済成長期のころに生まれた「過労死問題」は、これまで30年以上も日本の社會で悩みの種となって來た。過労死ゼロに向けて、日本政府はこのほど初めて「過労死等防止対策白書」を作成し、今月7日に閣議決定した。同白書には、企業(yè)約1萬社、労働者約2萬人を?qū)澫螭藢g施した厚生労働省によるアンケート調(diào)査の結(jié)果も記載されている。2015年、月80時(shí)間を超えて殘業(yè)をした正社員がいる企業(yè)は23％だった。正社員で、自身の疲労の蓄積度について「高い」もしくは「非常に高い」とした人は32.8％。睡眠時(shí)間が「足りていない」もしくは「どちらかといえば足りていない」と答えた人は45.6％となった。過労死ラインを越える殘業(yè)をしている正社員がいる企業(yè)の割合を業(yè)種別にみると、最も高かったのは「情報(bào)通信業(yè)」で44.4％?！秆芯郡鋵熼T的な技術(shù)サービスを提供する企業(yè)」が40.5％、「運(yùn)輸?郵便業(yè)」が38.4％だった。1カ月あたりの時(shí)間外労働が45時(shí)間を超える割合が最も多かったのは「運(yùn)輸?郵便業(yè)」で、14.0％だった。