中國環(huán)境保護(hù)部（?。─?6日、北京市重度汚染天気緊急時(shí)対応措置の効果に関する監(jiān)督管理調(diào)査報(bào)告を発表した。報(bào)告から、北京市の都市と農(nóng)村が隣接する地帯や郊外地域では、応急対策試案が実際に実施されていないことが明らかになった。人民日報(bào)が伝えた。

北京市に先日発生した重度汚染天気に的を絞り、華北環(huán)境保護(hù)監(jiān)督調(diào)査センターは15日、監(jiān)督調(diào)査チームを派遣し、北京市海淀、豊臺、門頭溝、通州、房山、大興（亦荘開発區(qū)を含む）の各區(qū)を?qū)澫螭恕⒅囟葲A染天気応急対策の効果検証について監(jiān)督調(diào)査を?qū)g施した。監(jiān)督調(diào)査チームが指摘した主要問題のうち、建設(shè)工事中止の指示に従っていない地域や、粉塵による汚染が効果的に抑制されていないなどの実態(tài)が明らかになった。また、焼卻や燃えかす拡散による汚染問題も指摘された。だが、何よりも深刻だったのは、自動(dòng)車の排ガスによる汚染問題だった。

北京市の機(jī)動(dòng)車（自動(dòng)車、二輪車、その他電動(dòng)車などのエンジン付き車両）は、臺數(shù)が多く、使用強(qiáng)度が高く、大型ディーゼル自動(dòng)車と車齢がかなり長い軽自動(dòng)車の汚染問題が特に際立っている。北京市の機(jī)動(dòng)車保有臺數(shù)はすでに570萬臺を上回り、それらから排出される窒素酸化物（NOx）が全汚染物質(zhì)に占める割合は約50％、炭化水素は約40％をそれぞれ占め、最も重要な汚染物質(zhì)となっている。

環(huán)境保護(hù)部は、応急対策試案があまねく執(zhí)行できていないという現(xiàn)狀に対応するため、北京?天津?河北重度汚染天気緊急時(shí)対応措置試案に盛り込まれた各具體的措置の執(zhí)行狀況に対する監(jiān)督管理調(diào)査業(yè)務(wù)にいっそう力を入れ、措置が実施されていない地方政府に対して、法に基づき責(zé)任者から事情聴取を行う、あるいは責(zé)任者を問責(zé)し、確実に各種応急対策措置が執(zhí)行されるよう取り計(jì)らう。また、大型ディーゼル自動(dòng)車に対する監(jiān)督管理?検査を強(qiáng)化し、黃標(biāo)車（排ガス國家基準(zhǔn)を満たしていない車両を示す黃色いラベルが貼られた車）や老朽化した車の淘汰を進(jìn)め、國家第六段階自動(dòng)車排ガス基準(zhǔn)（國六）の研究?制定を加速する。北京?天津?河北エリアでタクシー車両に三元觸媒コンバータ（自動(dòng)車の排気ガス中の有害成分を低減する裝置）を?qū)毪工毪瑜Υ伽?。路上での検問を?qiáng)化し、基準(zhǔn)値を超えた排ガスを放出している車両を厳格に処罰し、同じく基準(zhǔn)オーバーのディーゼル自動(dòng)車を重點(diǎn)的に検査?処分する。北京市が北京市第六段階（京六）自動(dòng)車用石油製品基準(zhǔn)の制定?実施を加速するようバックアップし、市外から北京に入ってくる車両の北京での措置について検討する。(編集KM)

「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月17日