商務部（商務省）の報道官は15日、「越境EC小売輸入監(jiān)督管理モデルの過渡期プロセスを安定的に推進するため、過渡期を2017年末まで延長する」ことを明らかにした。

國務院の認可を受けて、2016年5月11日より、越境EC小売輸入をめぐる監(jiān)督管理の要求に1年間の過渡期を設け、引き続き試行モデルによって監(jiān)督管理を行うこととした。天津、上海、杭州、寧波、鄭州、広州、深セン、重慶、福州、平潭の10試行都市で経営されるネット通販保稅商品が「一線」でエリア內(nèi)に入る時には、通関書類の検査を行わず、化粧品、乳児用調(diào)整粉ミルク、醫(yī)療機器、特殊な食品（健康食品、特殊な醫(yī)療用調(diào)整食品などを含む）の初輸入に際しての許可文書や登録をめぐる要求を一時的に執(zhí)行せず、エリア內(nèi)のすべての直送モデルに対しても上記商品の初輸入に際しての許可文書や登録をめぐる要求を一時的に執(zhí)行しないとした。

同報道官は、「過渡期が実施されてから、越境ECの小売輸入が安定的に発展し、企業(yè)が規(guī)範の監(jiān)督管理の要求に積極的に対応するよう誘導し、地方が監(jiān)督管理を持続的に刷新する上で重要な役割を発揮してきた。これと同時に、関連當局も産業(yè)の健全な発展を促進するのにプラスになり、消費者の利益と安全?健康を守る上でプラスになるという観點から監(jiān)督管理の取組を研究し最適化をはかってきた」と説明した。

また同報道官によると、「過渡期には、関連の産業(yè)や企業(yè)が自律を強化し、商品の質(zhì)の安全リスクに対する予防コントロールを著実に強化し、規(guī)範の監(jiān)督管理の要求に迅速に対応し、越境EC小売輸入の健全な発展にプラスになる社會的環(huán)境をともに作り出し、監(jiān)督管理モデルの安定的な過渡期プロセスを?qū)g現(xiàn)するために十分な準備をしっかりと行ってきた」という。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月16日