デパートやスーパーで消費(fèi)期限切れの食品が売られるといったことが時(shí)に行われている。北京市海淀區(qū)食品薬品監(jiān)督管理局は科學(xué)技術(shù)の強(qiáng)みを活かし、消費(fèi)期限切れ食品をレジで精算できなくする「QRコード精算追跡システム」を開(kāi)発した。同システムは今年5月から一部のスーパーで試験的に導(dǎo)入されており、現(xiàn)在までに13種類のお菓子?調(diào)理済み包裝食品、60種類以上の店內(nèi)調(diào)理済み食品のQRコード消費(fèi)期限追跡を?qū)g現(xiàn)している。北京日?qǐng)?bào)が伝えた。

消費(fèi)者の食品消費(fèi)期限切れに関するクレームが、近年増え続けている。海淀區(qū)食品薬品監(jiān)督管理局には昨年、食品消費(fèi)期限切れのクレームが1115件寄せられており、そのうち9割以上がデパートやスーパーの食品だった。

デパートやスーパーなどの小売末端企業(yè)の精算システムは、いずれもバーコードリーダーを採(cǎi)用している。企業(yè)がバーコードを申請(qǐng)する場(chǎng)合、現(xiàn)地の品質(zhì)監(jiān)督局に企業(yè)の必要資料を提出し、さらに中國(guó)物品コーディングセンターの審査を受けなければならない。これを通過(guò)した後、入力されている情報(bào)が固定され、変更できなくなる。バーコードは通常、接頭部分、製造メーカーのコード、商品コード、検証コードからなる。情報(bào)量は少なく、食品の生産日や消費(fèi)期限などの內(nèi)容を含めることができない。また食品生産日は変化するが、バーコードは変化しない。

現(xiàn)在使用され、普及が進(jìn)んでいるQRコードは大容量で、常に変化する情報(bào)を記録できる。海淀區(qū)食品薬品監(jiān)督管理局が開(kāi)発した同システムを試験的に導(dǎo)入する食品企業(yè)は、QRコード端末を購(gòu)入しなければならない。上述した試験的に導(dǎo)入しているスーパーも既存の端末とレジをアップグレード?改造した。

同店では今年5月上旬、まずお菓子包裝食品のQRコード精算が実現(xiàn)された。海淀區(qū)政府は7月に、同システムを區(qū)政府の「智慧海淀」プロジェクトに盛り込んだ。區(qū)経済?情報(bào)化弁公室と食品薬品監(jiān)督管理局がスーパーと生産企業(yè)を支援。試験的導(dǎo)入からの半年間、対象食品には消費(fèi)期限切れによるクレームが1件も生じていない。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年11月16日