21日、オンライン旅行アプリ「Qunar」における22日の三亜発北京行き航空券の価格は2萬元（1元は約16.9円）を突破、平日価格（1500元）の十?dāng)?shù)倍にまで跳ね上がっている。だが、高値の航空券であっても、決して時(shí)間が短縮されているという訳ではない。ウルムチ経由で、その所要時(shí)間はなんと19時(shí)間50分。これは、北京－ロサンゼルス直行便の所要時(shí)間より長く、海外旅行の飛行時(shí)間に匹敵する。

北京のみならず、三亜から上海?広州?深センなど各地に向かう航空券もいずれも高値となっている。海南島リゾート旅行の天國といわれる海口もこうした現(xiàn)狀を免れず、23日の海口発北京行きの航空券価格は、1萬5千元まで高騰している。

春節(jié)期間の帰省?Uターンラッシュに伴う特別輸送體制である「春運(yùn)」期間中の航空券価格がこれほど高いのは理に適っていると言えるのだろうか？南海網(wǎng)の報(bào)道によると、南方航空と海南航空の2社はこの件について、「海南島は春運(yùn)期間中の人気目的地であることから、航空券は需要が供給に追いつかない狀況にあり、価格高騰は自然の流れと言わざるを得ない。しかしその価格アップは國の法律法規(guī)が定める範(fàn)囲を超えてはいない。さらに、海南島は島という地形から交通が非常に不便であり、空港のキャパシティにもかなり限界がある。海を渡る船舶は、持続的?効率的な輸送を継続することが難しいため、需要供給のアンバランスがさらに目立つことになる」と説明している。