中國で初めて試験運(yùn)行が認(rèn)められた國家実験室である青島海洋科學(xué)?技術(shù)國家実験室が22日に発表した情報によると、中國海洋科學(xué)研究分野で演算速度が最高の高性能科學(xué)計(jì)算?システムシミュレーションプラットフォームである「P級スパコン」は稼働開始から1年にわたり、海洋環(huán)境予報分野で重要な力を発揮してきた。海洋予報の分解能は10キロ級に達(dá)し、30日先まで予報できるようになった。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

P級スパコンの理論上の演算速度は毎秒2600兆回に達(dá)する。この優(yōu)れた計(jì)算能力により、同実験室は世界に先駆け、西太平洋?インド洋?南中國海の海洋気象環(huán)境予報を?qū)g現(xiàn)した。

天気及び海上の予報はこれまで通常1週間先までだったが、P級スパコンのサポートを受ける海洋気象一體化予報システムは、災(zāi)害を伴う海洋狀況を30日先まで予報できる。地域高分解能整合モデルと海上の數(shù)千キロ範(fàn)囲內(nèi)の観測情報を結(jié)びつけることで、西太平洋?インド洋?南中國海予報システムの分解能を従來の35キロから10キロ以內(nèi)に縮小した。これは世界先端の海洋予報の精度を數(shù)十倍上回る。

將來的にE級スパコンが青島市に入居するが、これにより同予報システムの分解能がさらに10倍向上し、分解能が500メートルの大臺を突破することになる。これにより海洋學(xué)者はより正確で詳細(xì)な海洋現(xiàn)象を捕捉できる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年2月23日