中國自動車史上の消費能力は巨大で、GMの中國販売量は破産や再編の影響を受けなかったばかりか、反対に上昇を続けた。データをみると、13年のGMの世界販売量は971萬5千臺で、中國市場が316萬臺と大きく寄與し、米國を抜いただけでなく、GMにとって最大の単一市場になった。さらに中國が打ち出した各種優(yōu)遇政策のメリットを十分に享受したことで、中國はGMにとって世界で最も「稼げる」市場になり、ここ數(shù)年は利益への寄與度が毎年50%を超えている。
自動車はグローバル化のレベルが高い産業(yè)で、製品は技術(shù)力の高いところで設(shè)計し、製造コストの低いところで生産し、市場の大きなところで販売する必要がある。よって自動車産業(yè)の発展は経済のグローバル化、一體化に大きく依存するといえる。中米経済貿(mào)易摩擦では、米國が最大の損失を被り、ドイツと日本の自動車メーカーが利益を得ている。中國汽車(自動車)工業(yè)協(xié)會が発表した統(tǒng)計データでは、今年6月の乗用車販売量は前年同期比2.3%増加して187萬4200臺に達した。このうち米國社は同22.9%減少と大幅に減少した一方、日本車は同3.5%増加、ドイツ車は同4.9%増加だった。日本メディアもこうした変化に注目するようになり、日本紙「日本経済新聞」の12日付報道によると、中米貿(mào)易摩擦の影響により、中國の消費者に米國製品の買い控えムードが広がっている。GMやフォードなどの米國社の販売も2割ほど落ち込んだという。同協(xié)會の董揚?常務(wù)副會長の、「中米自動車協(xié)力は米國にとって圧倒的に有利だ。中國市場で発展できなければ、米國のビッグ3とされるGMもフォードもクライスラーも二流企業(yè)に転落するからだ」との言葉は決して大げさではない。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年7月25日
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