中國(guó)人民銀行(中央銀行)は10月31日、來(lái)週に香港地區(qū)で総額200億元(1元は約16.2円)の人民元建ての中央銀行手形を発行すると発表した。3ヶ月物と1年物の中央銀行手形を100億元ずつ発行し、11月7日に入札を?qū)g施し、11月9日に決済する。香港特別行政區(qū)政府はこの件に関し、歓迎の意を表している。人民日?qǐng)?bào)海外版が報(bào)じた。

特別行政區(qū)政府財(cái)政司の陳茂波司長(zhǎng)は、「中國(guó)人民銀行が香港で人民元建ての中央銀行手形を発行するというのは、世界においてオフショア人民元業(yè)務(wù)ターミナルとなっている香港の地位を固める助けになるほか、人民元のグローバル化を強(qiáng)化し、香港の債務(wù)市場(chǎng)の発展をさらに促進(jìn)するだろう」と歓迎している。

中國(guó)銀行（香港）のチーフエコノミスト?鄂志寰氏は、「中央銀行の今回の措置により、オフショア市場(chǎng)が人民元流動(dòng)性管理體形に盛り込まれ、オフショア市場(chǎng)に安定した供給を提供し、人民元のオフショア市場(chǎng)とオンショア市場(chǎng)のバランスを取り、人民元の為替相場(chǎng)の基本的安定を維持することにつながるだろう」との見(jiàn)方を示している。

特別行政區(qū)の現(xiàn)在の政策では、中央人民政府が香港地區(qū)で発行した國(guó)債により得た利息や利益は、利得稅の対象外となる。特別行政區(qū)政府は、関係政策を中國(guó)人民銀行が香港地區(qū)で発行する債務(wù)手形もカバーすることで、免稅範(fàn)囲の拡大を検討すると表明している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年11月1日