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2014年8月7日  
 

中國(guó)の夢(mèng)健康知恵袋 企畫集 日本からニイハオ!

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人民網(wǎng)日本語(yǔ)版>>中日フォーカス

<北京のお?dú)荬巳毪辏?「木の上でお茶している気分になるカフェ」 (2)

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2014年07月07日08:53

大學(xué)で日本美術(shù)史を?qū)煿イ筏皮い渴丹螭?、卒業(yè)後掛け軸などを主に扱う美術(shù)商に就職。だが日本文化や美術(shù)を多くの人に紹介したいという思いがつのり、出版業(yè)界の制作會(huì)社に転職した。しかし、擔(dān)當(dāng)したのは美術(shù)でも日本文化でもなく、旅行ムック本やグルメ雑誌などの編集?執(zhí)筆だった。理想とのギャップを抱きつつも、時(shí)には1週間で3時(shí)間しか家に戻れないという非常に忙しい日々を送る石垣さんのもとに、ある日、北京のギャラリー運(yùn)営に攜わらないかという思いがけない誘いが屆く。

中國(guó)には行ったことがなく、中國(guó)に対する知識(shí)もほとんどなかった。當(dāng)然、中國(guó)語(yǔ)は話せない上、英語(yǔ)も大の苦手。また、當(dāng)時(shí)は中國(guó)各地で起こった反日デモのニュースもまだ記憶に新しく、即決するのは難しかった。

驚きと戸惑いを感じながらも、自分の裁量でギャラリーを運(yùn)営できるという仕事內(nèi)容に心引かれ、まずは中國(guó)や會(huì)社の様子を見てみようと北京を直接訪れることにした。

「大學(xué)院を卒業(yè)後、北京ですぐに働き始めた社長(zhǎng)は、『自分を受け入れ、育ててくれた中國(guó)に恩返しをしたい。せっかくビルのワンフロアを使えるのなら、物を売るのではなく、文化的に街を豊かにするという方法で街に恩返しをしていきたい』という話をしてくれました。こういうことを考えている人の下だったら多分自分がやりたいと思うことを一緒にやっていけると思いました」。それから1週間後、石垣さんは北京に行く決心をする。そして4ヵ月後の2013年9月から石垣さんは北京で働き始めた。

「実際に來(lái)て戸惑ったことは実はあまりないんです。逆に日本だと簡(jiǎn)単なことでも、上下関係やしがらみなどで色々と根回しなどが必要になったりしますが、北京だとシンプルにやりたいと言えば、皆がわかってくれる。ただ、中國(guó)では結(jié)果を出すまでの期間や進(jìn)行速度が問(wèn)われるので、すべてのプロジェクトで『スピード』が求められます。ギャラリーの運(yùn)営もまずは3年で結(jié)果を出せと言われました」

言葉もわからず、知り合いもまったくいない北京で當(dāng)初は何から始めていいのかさえわからなかったという石垣さんだが、この半年ですでにいくつもの企畫展を開催した。今では、アートのみならず、會(huì)社本體の業(yè)務(wù)である都市設(shè)計(jì)という面にも魅力を感じ始めている。

「企畫の提案などで建築業(yè)務(wù)に関わるうちに、街とは建築を指すだけでなく、そこに生きている人やそこで育まれた文化も含めて一つの街であることに気付きました。そこにある記憶や文化の容れ物を作ることが都市設(shè)計(jì)だとすると、今まで関わってきた美術(shù)とも密接に関わっています。そういう視點(diǎn)でギャラリーの仕事と建築の仕事を見ると、俄然興味がわいてきました」

石垣さんは、將來(lái)の夢(mèng)について次のように語(yǔ)ってくれた。

「北京で今の仕事を形にした後、將來(lái)的にはアジアのアートや文化を人々に伝えていきたい。そして、60ぐらいになったときに、小さなカフェを作りたい。こじんまりとした、日當(dāng)たりのいい場(chǎng)所に、美術(shù)の本とかを置いて、若い人たちに刺激を與えてあげられるような場(chǎng)所を作ることができたらいいなと思います」。

自分自身何をすべきか、何ができるかを思い悩んだ時(shí)代があったからこそ、若い人たちに特別な共感や興味を抱いているという。「自分には特別な才能がないので、できないことをたくさん持っている人のことを誰(shuí)よりも理解できる。普通の人だからこそ、普通の人と特別な才能を持つ蕓術(shù)家との間を結(jié)ぶ仕事ができるんだと思う」。そう語(yǔ)る石垣さんの表情には、仕事への情熱や自信が浮かんでいた。

感性の合う人同士が結(jié)びつく、奇跡のような出會(huì)いの瞬間を見るのが好きだという石垣さん。人と人を結(jié)ぶ場(chǎng)所であるカフェに惹かれるのも自然なこと。「在樹上咖啡」に背中を押されるようにして決意した北京での美術(shù)と人を結(jié)びつける仕事は、やはり運(yùn)命の出會(huì)いだったのかもしれない。


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