雲(yún)南省昭通市魯?shù)楸hで3日午後、M6.5の地震が起き、多くの死傷者が出ている。それほど大きな地震ではなかったのに、被害が深刻だったのはなぜなのだろう?専門家は、今回の地震が大きな被害をもたらした原因について、▽地震の大きさ▽震源の淺さ▽被災(zāi)地の人口密度▽家屋の耐震性の弱さ▽劣悪な天気--という5つの特徴をあげる。華西都市報(bào)が伝えた。
同省でM6.5以上の地震が発生するのは、姚安県で2000年1月15日に発生して以來14年ぶりで、昭通市魯?shù)楸hのほか、巧家県、昭陽(yáng)區(qū)、曲靖市會(huì)沢県などでも死者が出ている。特に被害が深刻だったのは魯?shù)楸hだった。
魯?shù)楸hの平均人口密度は1平方キロメートルあたり265人(省の平均値の2倍)で、人口が密集している。また國(guó)家級(jí)の貧困県であるため経済発展水準(zhǔn)は低く、家屋は土やレンガでできており、耐震設(shè)計(jì)がなされていない。一部の家屋は練り土の壁で荷重を支えているほか、かなり老朽化しており、耐震性が弱い。これも死傷者が増えた原因と言える。
同地震は震源の深さが12キロメートルと淺く、地表は激しい揺れに見舞われた。被災(zāi)地の地形は険しく、構(gòu)造も複雑で、地層が粉砕された。さらに現(xiàn)在は雨季にあたり、落石、地滑り、土砂崩れ、堰き止め湖などの二次災(zāi)害も発生しやすい。
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