■現(xiàn)狀
エボラウイルス、西アフリカ4國で猛威

〇「守り通せるのは中國人醫(yī)師だけ」
中國リベリア救援醫(yī)療チームの周永軍隊(duì)長は、次のように語った。
病院では、複數(shù)の米國人醫(yī)師が短期で勤務(wù)していたが、感染拡大後、4月に帰國してしまった。エジプト人醫(yī)師も5月に帰國、殘ったのは中國人醫(yī)師だけだった。中國醫(yī)療チームの醫(yī)師は今年4月、院內(nèi)で現(xiàn)地の醫(yī)師に対し、エボラウイルス予防?治療に関する簡単な研修を行った。中國醫(yī)療チームのメンバーほぼ全員が、5月30日、モンロビアの住民コミュニティに出向いて無料診察を行い、エボラウイルス予防に関する知識を広めた。また、醫(yī)療チームは、ウイルス対策のための宣伝ビラを急ぎ作成し、リベリア在住の中國人に配布した。このほか、醫(yī)療チームは中國資本企業(yè)および華僑華人を?qū)澫螭恕⑶搬幛筏?回、啓蒙活動を行い、彼らにウイルス対策の必要性を訴えた。<詳細(xì)へ>
■中國、エボラ熱対応に準(zhǔn)備萬端
國家衛(wèi)生?計(jì)畫出産委員會は7日、「政府関連部門は感染癥の國內(nèi)侵入を阻止する措置を講じている。中國は、検査、診斷キット、抗體の生産能力、ワクチンの開発能力など、エボラ熱に対応する科學(xué)技術(shù)力を持つ」と表明した。
◆國內(nèi)では未確認(rèn)、「輸入」の可能性は小
同委員會の宋樹立報(bào)道官は、「國內(nèi)ではエボラ出血熱の感染者が確認(rèn)されていない」と述べた。
同委員會は専門家による感染狀況の研究?判斷を進(jìn)めており、世界保健機(jī)関(WHO)との連絡(luò)を強(qiáng)化している。WHOによると、エボラ熱がアフリカ以外の國や地域に入る可能性は低いという。
しかし中國疾病予防コントロールセンター伝染病研究所所長の徐建國氏は、「人とモノの行き來があれば、エボラ熱は世界中に影響を及ぼす。予防部門は、低い可能性を最大のリスクととらえるべきだ」と指摘した。<詳細(xì)へ>
◆南京ユース五輪、「異?!惯x手を隔離
宋氏は、「エボラ熱の國內(nèi)侵入を防ぎ、感染地域に向かう人員の健康を保証するため、関連部門は取り組みを強(qiáng)化している。そのうち口岸(出入國検査場)の管理強(qiáng)化が重點(diǎn)的な內(nèi)容となっている。國家質(zhì)量監(jiān)督検験検
南京ユース五輪が8月16日に南京市で開幕する。ギニア、リベリア、ナイジェリア、シエラレオネの選手とスタッフに対して、江蘇省検験検疫局とユース五輪組織委員會は特別ルートを設(shè)け、感染國からの人員と設(shè)備に対して検疫を?qū)g施する。江蘇省の現(xiàn)地メディアの報(bào)道によると、競技中に身體に「異常」が見られた選手は、隔離されることになる。
◆診斷キットが開発
同委員會科學(xué)教育司司長の王辰氏は、「中國はエボラ熱の診斷キットの開発能力を持ち、いつでも各地の感染予防部門に提供できる。しかし國內(nèi)ではまだ癥例が確認(rèn)されていないことから、患者に使用することはできない」と話した。
宋氏は、「同委員會はすでにエボラ熱の予防?治療プランを発表しており、感染癥の診斷?治療?報(bào)告の手段を明らかにしている。また各地の醫(yī)療機(jī)関に対して、感染の疑いのある者、もしくは感染者を発見した場合、2時(shí)間以內(nèi)に報(bào)告するよう求めている。感染予防部門は、すでに実験室の検査の準(zhǔn)備を整えている」と説明した。<詳細(xì)へ>
◆抗體の生産、短時(shí)間內(nèi)で可能
徐氏は、「2008年から現(xiàn)在まで、中國には約9つの科學(xué)技術(shù)重大特別課題があり、10の國家級研究部門がエボラ熱の研究に従事している。各部門はワクチンや治療薬などの研究により、中國のエボラ熱対応に技術(shù)的な支援を提供している」と述べた。
王氏は、「米國の2名の患者に対する抗體治療で、効果が出ている。中國は抗體技術(shù)の面で、各抗體を生成する能力を持っている。中國はエボラウイルスの抗體の遺伝子を把握しており、抗體を短時(shí)間內(nèi)で生産できる」と語った。<詳細(xì)へ>
◆エボラウイルスへの厳格な予防措置5項(xiàng)目が実施=北京
世界保健機(jī)関(WHO)がこのほど西アフリカ諸國で猛威をふるっている感染癥「エボラ出血熱」の感染狀況を発表したことを受け、北京出入國検査検疫局(北京國検局)はエボラウイルスが北京に入り込まないよう予防するため、5日から厳格な予防措置5項(xiàng)目を?qū)g施した。
▽エボラウイルスの感染地域に入國した人の検疫検査を行う
▽感染地域から入國した人の健康狀態(tài)のモニタリングを強(qiáng)化する
▽感染地域からの交通機(jī)関などの検査を強(qiáng)化する
▽感染地域からの血液製剤の輸入認(rèn)可を一時(shí)停止する
▽宣伝?教育を強(qiáng)化する<詳細(xì)へ>
◆北京、エボラ出血熱に対する検疫?モニタリング強(qiáng)化
西アフリカの複數(shù)の國家でエボラウイルスが猛威をふるっている。感染スピードが速く、致死率が高いことから、ますます多くの國家が感染に対する警戒を高めている。北京市疾病予防コントロールセンター擔(dān)當(dāng)者は7月31日、「北京市はすでに、エボラウイルスに対する検疫とモニタリング強(qiáng)化策を講じており、ウイルスの感染拡大狀況について、片時(shí)も眼を離さず注意深く見守っていく。萬が一、ウイルスが北京に入り込んだ時(shí)には、モニタリングシステムでただちに発見できる」と語った。<詳細(xì)へ>
◆WHO 「中國人はエボラウイルス拡散にパニックになる必要なし」
アフリカから中國香港に帰國した女性に、エボラウイルス感染が疑われる癥狀が出たというメディア報(bào)道に対し、世界保健機(jī)関(WHO)のポール?ガーウッド報(bào)道官は30日、「西アフリカでのエボラウイルス感染拡大は、引き続き厳しい狀況にあるが、中國國民がパニック狀態(tài)に陥る根拠はない」と語った。<詳細(xì)へ>
■<動畫>
◆エボラ出血熱が深刻化 リベリアの中國人醫(yī)師「職場を離れない」
「人民網(wǎng)日本語版」2014年8月8日
![]() |
このウェブサイトの著作権は人民日報(bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386