テンプル大學(xué)ジャパンのジェフリー?キングストン教授はこのほど「アジア太平洋ジャーナル」（ＡＰＪ）に、「多くの日本人と、日本に長(zhǎng)い間注目してきたオブザーバーは、日本のひとりよがりなナショナリズムの復(fù)活に失望している。安倍首相の後押しを受けた右翼の過(guò)激派は今、日本の民主主義、國(guó)民の自由および日本と隣國(guó)との関係に脅威をもたらしている」との見(jiàn)解を寄せた。ここ數(shù)年、日本國(guó)內(nèi)では右傾化が進(jìn)んでおり、右翼勢(shì)力が頻繁に平和憲法を脅かし、侵略の歴史を否定しようとしている。一方で、平和を愛(ài)し、戦爭(zhēng)に反対する日本人は大きな圧力を受け、孤立している。南京大虐殺を扱った映畫(huà)や、反戦がテーマの映畫(huà)?番組の制作者や出演者はいずれも排斥され、親中派の學(xué)者がメディアで意見(jiàn)を発表することすら困難になっている?！赴脖妒悉k動(dòng)しようとしている文化戦爭(zhēng)は、日本の國(guó)家利益を損なうばかりか、東アジアの平和にも危害を及ぼす」と指摘する専門(mén)家がいる。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

▽反対する者は排斥される

日本人にも歴史の改ざんに反対する人は多く、記者や學(xué)者、企業(yè)家、元日本兵、官僚などが含まれるが、右翼のナショナリズムの影響力が増すに従い、これらの人々は徐々に排斥されるようになった。

日本の大手新聞社の政治的立場(chǎng)と報(bào)道からも、全體的な右傾化傾向が見(jiàn)て取れる。愛(ài)知大學(xué)の中國(guó)研究者?加々美光行氏は「今、親中的な意見(jiàn)はますます歓迎されなくなっている。メディアが謝罪や反戦論を公に発表することは困難になりつつある。私達(dá)が取材を受ける場(chǎng)合も、受け入れがたい左翼的主張の部分は修正、もしくは削除するよう要求されることがある。しかし、一部のメディアは私達(dá)の意見(jiàn)を受け入れ、ありのまま発表してくれる」と語(yǔ)る。

映畫(huà)界も同様だ。報(bào)道によると、中國(guó)の抗日ドラマ?映畫(huà)で有名になった俳優(yōu)?矢野浩二氏は日本で「裏切り者」と呼ばれている。アニメ界の巨匠?宮崎駿監(jiān)督も、2013年の「風(fēng)立ちぬ」が右翼から批判を浴び、「反日」のレッテルを貼られた。