今や、メーカー各社は家電業(yè)務(wù)を縮小して、脫家電化の道を歩み始めている。日立は情報通信システムと関連産業(yè)、建設(shè)機械、エレベーターなどの建築関連設(shè)備に重點を移し、東芝は原子力、その他の発電設(shè)備、高性能の集積回路、3Dフラッシュメモリなどで腕を振るっている。

家電を主業(yè)務(wù)とするパナソニックとシャープも、自動車用電子部品や新エネルギーなどの分野に足を踏み入れ、多様な経営を展開し、収益の多元化をはかろうとしている。ソニーはこれまでずっと黒字だった映像部門の販売を強化したほか、再生醫(yī)療や醫(yī)療機器などの分野で新たな事業(yè)を発展させようと努力を重ねている。

また4Kテレビ番組の試験放送に合わせて、日本の家電メーカーはまもなくテレビの買い換え時期が訪れるとにらみ、これを契機に再生を期している。日本の市場調(diào)査會社の予測によると、17年の日本市場では50インチ以上の4Kテレビの販売臺數(shù)が120萬臺に達(dá)する見込だ。パナソニックは最近、2シリーズ7機種を売り出し、ディスプレーのサイズは40インチから85インチまでさまざまだ。東芝、シャープ、三菱も近く4Kテレビをうち出す予定で、新たな競爭が靜かに幕を開けている。

こうした競爭の中、日本の家電メーカーが息を吹き返すことができるかどうか、昔日の「家電王國」の輝きを取り戻せるかどうかに、注目が集まっている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月26日