トヨタの中國での販売の多くを占める一汽豊田は今年9月、通年販売目標の66萬臺から62萬臺への調(diào)整を発表した。一汽豊田の通年目標はこれで、3年連続で達成失敗となった。広汽豊田もこれに続き、年初に設定した40萬臺の販売目標を38萬臺に引き下げた。
トヨタの販売臺數(shù)が低迷する一方、競爭相手の販売は順調(diào)な伸びを見せている。統(tǒng)計によると、フォルクスワーゲンの合弁會社、上海大衆(zhòng)の今年1月から9月までの累計販売臺數(shù)は前年同期比15.9%増の134萬8532臺だった。また一汽大衆(zhòng)の完成車販売臺數(shù)は同15.7%増の135萬2250臺で、このうち「フォルクスワーゲン」ブランドは93萬9728臺、「アウデ?!攻芝楗螗嗓?1萬2522臺(輸入車含む)だった。フォルクスワーゲンの合弁2社の販売臺數(shù)総計は、トヨタの合弁2社の総計の4倍近くに達した。
中國自動車流通協(xié)會の沈進軍會長は「2014自動車流通産業(yè)年會」で記者に対し、トヨタが販売予想を引き下げたのは、自社のディーラーにかかるプレッシャーを緩めるためではないかとの分析を示した。
自動車産業(yè)に詳しい賈新光氏によると、販売目標調(diào)整はトヨタにとってやむを得ない措置だった。2012年以來、中日両國の関係に影響され、日系車の販売臺數(shù)は大きく落ち込み、この影響は現(xiàn)在も続いている。
専門家によると、トヨタの新車投入のリズムが悪いことも不振の原因の一つと見られる。一汽豊田の販売の40%近くを占める主力車種のカローラは今年6月、新モデルを発表した。だが舊モデルの在庫整理と消費者の「様子見」の姿勢により、新車による販売臺數(shù)の向上は限定的なものとなった。7月、トヨタの中國全體での販売臺數(shù)は7.6%下がった。(編集MA)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月26日
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