8日、大紅門駅で、大きな荷物を手にした乗客に、規(guī)制について説明する駅員。

北京地下鉄は8日、10號(hào)線の3駅で、乗客が持ち込むことのできる荷物の大きさを0.25平方メートル以內(nèi)とする規(guī)制を始めた。該當(dāng)駅はいずれも衣料卸売市場(chǎng)「大紅門服裝批発市場(chǎng)」に隣接しており、大きな荷物を抱えて地下鉄に乗る乗客が多く、他の乗客や秩序に影響が出ていたため、同規(guī)制に乗り出した。ただ、一般乗客は規(guī)制対象にならない。新京報(bào)が報(bào)じた。

大紅門駅、石榴莊駅、角門東駅で規(guī)制

規(guī)制に乗り出したのは大紅門駅、石榴莊駅、角門東駅。同3駅の保安検査所には、「乗客の安全を確保すると共に、大きな荷物が車両の入口や通路を塞ぎ、乗客の通行を妨げるのを防ぐため、乗客が持ち込む荷物が占用する面積を測(cè)らせていただきます。面積が0.25平方メートル以上の物品は持ちこむことができません。皆様のご協(xié)力に感謝します」との張り紙が貼られている。そして、床には、0.25平方メートルの黒い長方形の枠が描かれ、荷物の大きさが測(cè)れるようになっている。

北京地下鉄によると、同3駅は「大紅門服裝批発市場(chǎng)」に隣接しているため、大きな荷物を手に乗車する乗客が毎日大勢(shì)おり、保安検査所や改札口、エスカレーターなどが非常に混雑するほか、他の乗客の乗り降りの妨げになっていたため、同規(guī)制に乗り出した。これまで、危険な狀況や乗客同士のトラブルが発生するなどしていた。同対策により、安全で秩序正しい環(huán)境に改善されることが期待されている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月9日