鉄道車両メーカーの中國(guó)北車長(zhǎng)春軌道客車股フェン有限公司は1日、北京地下鉄燕房線で使用される60両の地下鉄車両の受注を獲得したことを発表した。同車両は中國(guó)大陸部で初めて最高クラスの自動(dòng)化を?qū)g現(xiàn)した全自動(dòng)地下鉄車両で、無(wú)人運(yùn)転が可能。1両目は來(lái)年5月に交付される。新華社が伝えた。

この無(wú)人運(yùn)転地下鉄車両はIEC62267規(guī)格が定める世界最高の自動(dòng)化クラス「GOA4」に基づき開発と設(shè)計(jì)が行われた。同車両は運(yùn)転手や乗務(wù)員の介入なしで、列車の自動(dòng)點(diǎn)検、発車、坂道運(yùn)行、正確な停車、ドアの自動(dòng)開閉、運(yùn)行後の自動(dòng)スリープなどの全操作を行うことができる。

同列車の最高速度は時(shí)速80キロで、車體はステンレス製。最大定員は1262人。列車はイルカからインスピレーションを得たデザインとなっている。デザイナーは生體工學(xué)に基づきイルカの滑らかな外観を車両のデザインに取り入れ、空気抵抗を低減した。前照燈は萬(wàn)里の長(zhǎng)城の城壁からインスピレーションを得たデザインで、ラインカラーの一部に城壁の図案が使われ、前照燈とマッチしており、北京の古都の香りにあふれている。

無(wú)人運(yùn)転地下鉄車両は運(yùn)行中に緊急事態(tài)に遭遇した場(chǎng)合、直ちにパソコンのプログラムにより自動(dòng)的に反応し、対応方法を「決定」する。運(yùn)転手の人為的な參與が停車時(shí)間と運(yùn)行効率に及ぼす影響を減らし、発車?停車の間隔を短縮できるほか、全自動(dòng)無(wú)人運(yùn)転列車は運(yùn)転手の疲労、突発的な疾患、その他の狀況による影響を受けない。

世界初の無(wú)人運(yùn)転地下鉄車両は、2002年にデンマークの首都コペンハーゲンで使用を開始した?，F(xiàn)在、フランスのパリやリオン、ドイツのニュルンベルク、ブラジルのサンパウロ、スペインのバルセロナなど、世界の各都市が全自動(dòng)無(wú)人運(yùn)転地下鉄を活用している。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年12月2日