天津浜海新區(qū)で12日夜に発生した危険物保管倉庫の爆発事故は、世界中の人々を震撼させた。慘狀極まる爆発現(xiàn)場と増え続ける死傷者數(shù)のほか、人々が最も気を揉んだことは、職務(wù)に恥じないよう、自分の命を省みず、事故発生後ただちに現(xiàn)場に駆けつけて救援活動(dòng)に取り組んだ消防隊(duì)員の身の上だ。新華網(wǎng)が伝えた。

今回の救援活動(dòng)に攜わった2人の消防隊(duì)員の微博（ウェイボー）上のトーク畫面のスクリーンショットがSNSで拡散され、人々の涙を誘った。ある消防隊(duì)員が現(xiàn)場に駆けつける前に、別の同僚に「たったいま、剛子が死んだ。事故の犠牲になった。今車で塘沽に向かっている。もし私が帰らなかったら、私の父親のことを頼む。私の母親の墓參りを、どうか忘れないで欲しい」とメッセージを送った。メッセージを受け取った隊(duì)員は、「分かった。君のお父さんは私の父親だ。くれぐれも気をつけて！」と返事した。幸いにも、この隊(duì)員は無事に戻ってきた。

火災(zāi)や爆発など突発的な事故に直面した時(shí)、消防隊(duì)員は、自らの職務(wù)を全うするために、いち早く危険この上ない現(xiàn)場に飛び込んでいく。このため、彼らは、「世界で最も立派な逆行者」と稱えられている。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月14日