▽最大のライバルは日本
すでに決定している中國?タイ鉄道にしても、未決定の中國?ミャンマー鉄道やインドネシアのジャカルタ?バンドン鉄道にしても、中國は多くのライバルを持っている。中日間の競爭は中でも最も激しいものである。
中國?タイ鉄道に対しては、昨年10月、つまり中國?タイ鉄道が正式な協(xié)議段階に入る前、日本の佐藤重和?駐タイ大使は、タイのヨンユット?ユタウォン副首相を訪問し、タイ鉄道の建設(shè)への日本の強(qiáng)い願望を伝えた。今年2月、プラユット首相は「日本経済新聞」などのメディアと會見した際、最終目標(biāo)は日本の新幹線を?qū)毪工毪长趣坤日Zった。その後、安倍晉三首相は頻繁にプラユット首相と會い、日本とタイは5月、タイのバンコクとチェンマイを連結(jié)する高速鉄道に日本の新幹線を採用することで合意した。中國とタイは鉄道協(xié)力に関してバンコク?チェンマイ高速鉄道については觸れておらず、中日両國間には実質(zhì)的な競爭は起こっていない。だが日本のこの時の頻繁な動きは、中國との競爭か局面の撹亂とみなされている。
インドネシアのジャカルタ?バンドン鉄道プロジェクトでは、中日間の競爭はさらに明らかで、白熱したものとなった。両國は、大量の資金や時間を費やし、事前のフィージビリティスタディを行った。中國側(cè)は、全額低利融資や雇用の創(chuàng)出、部品の現(xiàn)地調(diào)達(dá)、技術(shù)移転、職員育成などの手厚い條件を提示した。日本側(cè)も負(fù)けてはおらず、「國家の威信を賭けた競爭」として中國よりもさらに低い総価格を提示してみせた。
中國?ミャンマー鉄道に対しては、日本は中國と直接競爭してはいないものの、昨年3月には、ミャンマーに78億円を無償援助して鉄道建設(shè)を助けるなどの措置を発表した。ミャンマーを訪問した日本の岸田文雄外相は中國を牽制する意図を隠すことなく、「日本とASEANは共同の繁栄を達(dá)成するために航行と飛行の自由を確保する必要がある」と語っている。(編集MA)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年9月22日
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