中國第7次北極科學(xué)観測隊は科學(xué)観測船「雪竜號」に乗船し、11日に上海極地観測國內(nèi)基地埠頭から出港した。観測期間は78日間に渡り、航続距離1萬カイリ以上になる予定だ。人民日報が伝えた。

今回の北極科學(xué)観測は、ベーリング海、ベーリング海峽、チュクチ海、チュクチ海臺、メンデレーエフ?リッジ、カナダ海盆、高緯度海域などの北極海太平洋セクターで多學(xué)科総合観測を?qū)g施し、北極海の水文と気象、海洋生物と生態(tài)、海洋地球物理などの要素の分布と変化の法則を系統(tǒng)的に把握し、北極の気候変動が中國の気候に及ぼす影響を探究する。観測隊は128人からなり、米國やフランスなどの科學(xué)者も招聘し協(xié)力を求めている。観測隊は2016年9月26日に上海港に帰港する予定だ。

安全保障のため、今回は雪竜號にフランスから輸入したヘリ「ドーファン」2機(jī)（主力1機(jī)、予備1機(jī)）が搭載されている。そのなかで予備機(jī)にはウインチが搭載されており、萬一危険が生じた際の救助に使用される。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年7月12日