現(xiàn)在、東京聴風琴社は、「東京教室」と「京都教室」を開設している。會員の中には京都市立大學や立正大學などで日本の伝統(tǒng)音楽や東洋哲學を研究する教師おり、熱心に古琴を習っている。近年、中國の古琴ブームとなっているのを背景に、古琴を習う在日中國人も増えている。
毎年定期的に開催される聴風琴社の夏の発表會は、古琴を通して、琴を愛する人との交流を深めることを目的としている。今年は、春花園 BONSAI 美術(shù)館で、開催された。日本の盆栽も、中國から伝わったもので、すばらしい保護を受け、継承されてきたため、世界の盆栽界において確固たる地位を築いている。高欲生さんは、盆栽家との交流を通して、伝統(tǒng)文化のグローバル化という問題について意見を交換したいと考えたという。
夏の発表會では、15人がそれぞれ一曲ずつ披露。京都教室の侯さんは、古琴を習い始めて間もないにもかかわらず、福建省の伝統(tǒng)的な民謡「採茶撲蝶」を、東京教室の小関さんは「普安マントラ」を披露した。発表會は、高欲生さんの演奏でクライマックスを迎え、日本の音楽史上にも記載がある名曲「泣顔回」と「漁樵問答」が披露された。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年7月15日
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