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2016年9月10日  
 

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國産ドラマ産業(yè)報告 ドラマの話數(shù)が増える傾向は「共通の病」? (2)

人民網(wǎng)日本語版 2016年09月10日10:18

データを見ると、2004年から2008年まで、國內(nèi)で放送されたテレビドラマ1作あたりの平均話數(shù)は30話以內(nèi)だったが、2009年から2012年には30話から35話となり、2013年になると35話を上回るようになった。

テレビ局に一切の責(zé)任がある訳ではないが、視聴者も決して納得していない。それでも、國産テレビドラマがますます長くなるという「悪い體質(zhì)」は、解決されていないどころか、その傾向はますますひどくなっている。その理由はコストに大きく関わりがあるのだ。

プロデューサーの謝暁虎氏は、この問題について「簡単な見積もりを例にとってみると、例えば一流俳優(yōu)をドラマに起用する場合、1億7千元ほどかかる。30話完結(jié)のドラマならば、市場販売価格の相場は1話あたり500萬元だ。30話販売しても、経費さえ回収不可能だ。だが、それを40話や50話完結(jié)にすれば、コスト回収は可能となり、儲けも出る。國産ドラマが長くなる理由はつまりはそういうことだ」と語る。

そして「これまで、俳優(yōu)が出演料に関する契約に署名する際には、『話數(shù)×1話あたりの単価』で計算してきた。だが、今では、制作者サイドで不確定要素を多く抱えるようになったので、出演料は単価計算ではなく総額で決めるか、俳優(yōu)がドラマ作りに関わった時間數(shù)をもとにギャラを計算するようになった。このような方法で話數(shù)を増やすことでギャラのコストが増えるというリスクを回避できるようになった」とした。

現(xiàn)在、撮影が始まる時點で話數(shù)が正式に決まっているドラマはほぼ皆無で、話數(shù)を増やしていくという前提で制作が始まることが、いまや業(yè)界の慣例になっているという。

謝暁虎氏は、「國産ドラマがひたすら『延長型』に向かおうとしても、テレビ局が放送可能なドラマの作品數(shù)が減少する結(jié)果に終わるだけだ。仮に1作あたり70話制作する予定でも、1年に放送できるのは10話に限られ、結(jié)果損をするのは視聴者とテレビ局自身だ」と、やや憂慮しながらコメントした。(編集KM)

「人民網(wǎng)日本語版」2016年9月10日


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