だが今年7月に閉店した大興店もまもなく閉店する新十里堡店も「約束を破った」。こうしてヨーカ堂の北京店舗は豊臺(tái)北路店と亜運(yùn)村店の総合スーパー2店舗と三里屯の食品館が殘るだけになった。

前出の社員は、「黒字ではないが、今のところこの3店舗の閉鎖はないと思う」と話す。

だが社員の楽観的な見(jiàn)方とは異なり、林コンサルタントは、「ヨーカ堂の最大の問(wèn)題はモデル転換や変革のスピードが遅すぎ、中國(guó)人の消費(fèi)習(xí)慣に対する洞察力が低いことだ。現(xiàn)在の狀況をみると、ヨーカ堂の殘りの店舗は非常に厳しい狀態(tài)にあり、中國(guó)での現(xiàn)狀には懸念を覚えざるを得ない」と話す。

▽救済は容易ではない

実際のところ、ヨーカ堂は中國(guó)でも本拠地の日本でも戦線縮小を続けている。

さきに日本メディアが伝えたところによると、セブン＆アイ?ホールディングスは2019年度（2020年2月まで）までに、傘下のヨーカ堂の日本國(guó)內(nèi)店舗40店を閉店させる予定で、これはヨーカ堂の日本店舗の22％にあたる。新店舗開(kāi)店のペースは1年に1店前後に抑えるともしている。

同じグループのコンビニエンスストアのセブン-イレブンは、大規(guī)模な拡張を続けている。企業(yè)の運(yùn)命がこのように異なるものとなった主な原因は、業(yè)態(tài)によって運(yùn)命が異なることにある。