日本の國立情報學研究所は14日、複數(shù)の研究機関と共同開発する人工知能（AI）が、今年も東京大學に合格しなかったと発表した。不合格に終わったものの、數(shù)學と物理の成績は大幅に向上していたという。新華社が伝えた。

國立情報學研究所は2011年より、東京大學、名古屋大學、富士通研究所などの機関と協(xié)力し、東大合格を目標とするAIの開発プロジェクトに取り組んできた。このプロジェクトは、最も先進的なAI技術(shù)を統(tǒng)合することで、AIが人間の思考と問題解決能力をどの程度模倣できるかを調(diào)べるというものだ。

今年の入試（8科目）の総得點は、昨年よりやや上昇した。総得點は525點で、全國平均を70點上回った。これは、私立512校と國立?公立大學23校に80％以上の確率で合格できる成績だ。

同プロジェクトは2013年より毎年、大學入試センター試験の模試に挑戦し、東大の合格基準を満たせるかを検証している。しかし、今年を含む4回の挑戦はすべて失敗に終わった。

研究チームは、今年の數(shù)學と物理の成績が大幅に向上したことを強調(diào)したが、英語と國語の成績は依然として振るわなかった。今後は東大合格をあきらめ、各科目の強化學習を行うという。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月15日