中國?グローバル化シンクタンク（CCG）とマイコス研究院はこのほど、「大學卒業(yè)生が選ぶ、ソフト面での魅力がある人気就職地ランキング2016」を共同で発表した。ランキングによると、2015年、ソフト面での魅力で大學卒業(yè)生の間で就職地として人気が高かった都市トップ3は順に、北京、深セン、上海だった。これら一線都市は、都市発展における圧倒的優(yōu)位性から生まれるソフト面での魅力によって、上位を獨占した。人民網(wǎng)が報じた。

2017年度全國普通大學卒業(yè)生は795萬人に達するとみられ、2016年（756萬人）より約30萬人増加し、大學卒業(yè)生が受ける就職活動のプレッシャーはさらに強まる見込み。彼らは、就業(yè)先の都市を選ぶ際に、給與?業(yè)界?職務內容などの従來の要素に配慮するだけではなく、都市そのものが持つ立地條件?経済発展?都市文明?インフラ?國際化発展環(huán)境、個人の発展チャンス、さらには消費習慣など、就業(yè)者にもたらされるソフト面でのメリットなども、より多く考えるようになった。

今回の研究では、100萬人以上の人口を擁する中國國內都市147都市から、大學卒業(yè)生に就職地として人気が高い16都市（北京?深セン?上海?広州?杭州?廈門（アモイ）?南京?天津?寧波?鄭州?武漢?蘇州?成都?青島?重慶?西安）が選出され、各都市のソフト面での魅力に関する分析が行われた。

16都市のうち、北京?深セン?上海で就職する場合、月1千元（1元は約16.9円）以上の物質面での消費を控えることを希望した。就業(yè)地として人気が高い都市の第4位から第7位は順に、広州、杭州、廈門、南京で、これらの都市で控えることができる物質面での見返りは月100元から500元だった。それ以外の都市では、物質面での見返りの価値を高めることで、卒業(yè)生を誘致しなればならない狀況が浮き彫りとなった。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年12月23日