2010年、東芝の世界での液晶テレビの販売臺數(shù)は1400萬臺と、世界シェア8%を占めたものの、中國や韓國のブランドの熾烈な競爭を経て、11年からは毎年赤字経営となり、複數(shù)回の業(yè)務改革を?qū)g施したものの、回復には至っていない。歐米市場での自主研究開発や生産、販売から撤退し、13年末には中國でのテレビ自主生産を停止した。
現(xiàn)在、TVSなどの日本のブランドは世界の出荷臺數(shù)トップ5から姿を消し、コンサルティング會社?WitsViewの統(tǒng)計によると、16年、世界の液晶テレビ出荷臺數(shù)トップ5は、サムスン、LG、ハイセンス、TCL、ソニーだった。15年の出荷臺數(shù)と比べると、サムスンが橫ばい、LGとソニーは減少しているのに対して、中國ブランドのハイセンス、TCLは國外市場の出荷臺數(shù)が増加したのを背景に、それぞれ1330萬臺と1320萬臺に達した。
臺頭する中國ブランドが世界に進出
近年、中國のテレビブランドが相次いで世界に目を向けた戦略を打ち出している。前出のハイセンス責任者は、「ディスプレイ技術(shù)を皮切りに、當社は現(xiàn)在、家庭、コミュニティ、スマート都市をめぐる産業(yè)生態(tài)を構(gòu)築しており、世界戦略を推進している。近年、W杯やUEFA歐州選手権、全豪オープン、F1など、世界的なスポーツ大會のスポンサーになっており、米國や歐州市場で高成長を?qū)g現(xiàn)している。中國市場以外に、當社のテレビは南アフリカやオーストラリアでもトップの座に座っている」としている。
彭副秘書長は、「ハイセンスのグローバル化戦略はすでに始まっており、TVS買収と自身の世界市場での知名度と高評価を武器に、ハイセンス、東芝のダブルブランド戦略で海外市場でのシェアを一気に拡大できるだろう。また、日に日に加熱する特許問題も、東芝が貯める多くの特許の力を借りて、ある程度解決できるだろう」と予想している。
東呉証券の研究報告によると、テレビの世界での販売臺數(shù)は年間約2億臺で、調(diào)査會社?中怡康の1臺平均2000元(約3萬4000円)で計算すると、テレビ産業(yè)の市場規(guī)模は4000億元(約6兆8000億円)。5-10年ではその規(guī)模が1兆元(約17兆円)になる。現(xiàn)在、LEDやレーザーテレビの爆発的人気により、業(yè)界は再び輝きを取り戻すかもしれない。
ハイセンスグループの総裁を務める、ハイセンス電器の劉洪新會長は、「買収後、當社は雙方の研究開発、供給チェーン、世界のチャンネル資源を一つにし、市場規(guī)模を速やかに拡大させ、グローバル化を加速させる」としている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年11月17日
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