フィンランドの首都ヘルシンキで16日（現(xiàn)地時(shí)間）、米露首脳會(huì)談が行われる。トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)とプーチン露大統(tǒng)領(lǐng)による初の公式會(huì)談であり、米露関係及び重要な國(guó)際問(wèn)題が話(huà)し合われる。米露関係が冷え込む中、米露首脳會(huì)談の成果、會(huì)談後の米露関係の発展を外部は見(jiàn)守っている。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

■會(huì)談の議題は？

ロシア側(cè)の発表では、露米首脳は露米関係の現(xiàn)狀と発展の展望、及び他の重要な國(guó)際問(wèn)題について話(huà)し合う。一方ホワイトハウスの聲明では、両國(guó)首脳は二國(guó)間関係及び國(guó)家安全保障に関わる一連の問(wèn)題について話(huà)し合う。

取り上げうる具體的議題について、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)自身は、ウクライナやシリア情勢(shì)など多くの事を話(huà)し合うつもりであり、クリミアについて話(huà)し合う可能性さえあるとした。だが、対露制裁を継続するかどうか、クリミアのロシア併合を承認(rèn)するかどうかについては態(tài)度が曖昧で、「成り行きを見(jiàn)よう」と言うのみだった。

ホワイトハウスは、軍備管理、ロシアの対米サイバー攻撃も議題になるだろうとしている。

■米露関係は好転し始めるか？

米露首脳會(huì)談の日程が決まったことで、再び米露関係に注目が集まり、米露関係が「好転」するとの憶測(cè)も流れている。

米國(guó)のハンツマン駐露大使は今月初めにホワイトハウスのブリーフィングで、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が米露首脳會(huì)談を通じた両國(guó)関係の緊張緩和を望んでいることを明らかにした。ロシアのアントノフ駐米大使も、ロシア側(cè)は今回の會(huì)談が両國(guó)関係の改善を後押しすることを信じていると表明した。

雙方共に前向きなメッセージを発したとはいえ、「三尺の氷は一日の寒さでならず」だ。制裁と制裁への対抗措置、「ロシアゲート」捜査、シリアやイラン核問(wèn)題など國(guó)際問(wèn)題での角逐などは長(zhǎng)い間、米露関係にとって乗り越えがたい困難であり続けている。

米露関係の発展はEUの制約もある程度受けている。そして、EUは露米首脳會(huì)談を前に対露経済制裁の延長(zhǎng)を発表した。

米露首脳會(huì)談に対して外部は楽観的というわけではない。たった1回の會(huì)談で米露関係が実質(zhì)的に立て直されることはないとの認(rèn)識(shí)が大部分だ。だが今回の會(huì)談は両國(guó)首脳による戦略的意思疎通であるため、両國(guó)関係の「融氷」を探る可能性はなおある。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年7月16日