◆科學(xué)技術(shù)により現(xiàn)地で普及を促進

小麥はパキスタン最大の食糧作物だが、単位あたりの生産量が少ない。そこで中國とパキスタンの両政府は、ハイブリッド小麥を政府間科學(xué)技術(shù)協(xié)力協(xié)定內(nèi)に組み込んでいる。

中種ハイブリッド小麥公司と北京ハイブリッド小麥工學(xué)技術(shù)研究センターは2012年より、パキスタンの企業(yè)や農(nóng)業(yè)大學(xué)と協(xié)力し、パキスタンで2種ハイブリッド小麥の共同試験?試験栽培を展開している。

中國側(cè)が専門技術(shù)者をパキスタンに派遣し、マンツーマンで指導(dǎo)し、企業(yè)と共に取り組み、農(nóng)家にPRしている。一部の統(tǒng)計データによると、中國側(cè)は延べ150人近くを20都市以上に派遣しており、彼らの移動距離は1萬キロ以上に達(dá)している。

國際種子産業(yè)の協(xié)力の実情を見據(jù)え、中國は産業(yè)化重要技術(shù)の革新で一連の取り組みを行った。

陳氏は、「例えば機械化種子加工技術(shù)の改善などにより、ハイブリッド小麥の種子生産コストを引き下げた。ハイブリッド小麥の種子収穫期の調(diào)節(jié)、開花期の結(jié)実の調(diào)節(jié)において進展を?qū)g現(xiàn)した。これらの技術(shù)革新はハイブリッド小麥のパキスタンにおける大規(guī)模応用において技術(shù)サポートを提供している」と述べた。

120種以上の品種を掛け合わせ、230ヶ所以上の栽培エリアにおける試験と試験栽培により、中國の2種ハイブリッド小麥が大きな成果を手にし、パキスタン現(xiàn)地の品種より生産量が平均24.4％増加した。2017?18年度にはさらに喜ばしい試験データが得られた。上述した農(nóng)業(yè)大學(xué)の関係者によると、パキスタン北方の小麥生産エリアでは生産量が50.1％増加した。上述したパキスタン企業(yè)が提供する中部の小麥生産エリアのデータによると、その生産量は45％以上も増加した。

中化集団農(nóng)業(yè)事業(yè)部副総裁、中國種子集団有限公司総経理の宋維波氏によると、中化集団は2015年よりバングラデシュでハイブリッド稲技術(shù)の普及促進と市場開拓を展開している。中國とバングラデシュの両政府は2016年10月に、戦略的協(xié)力パートナー関係を正式に結(jié)んだ。

宋氏は、「中化集団は將來的に、中央アジアと南アジアのシルクロード沿線諸國での応用に適した高生産量?高品質(zhì)?高耐性小麥の新品種を開発する。南アジア、東南アジア、アフリカ、歐州でハイブリッド小麥新品種開発?モデル基地を建設(shè)し、アジア?アフリカ?歐州ハイブリッド小麥模範(fàn)応用ネットワークを構(gòu)築する。同時にハイブリッド小麥科學(xué)技術(shù)協(xié)力の『運命共同體』と、産業(yè)開発の『責(zé)任共同體』を構(gòu)築する」と話した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年8月29日