第1回中國國際輸入博覧會において、かっちりしたスーツに身を包み、白髪で細身で長身、目つきは鋭いものの、口元には常に笑みを浮かべているある英國紳士と出會った。人民網(wǎng)が伝えた。

中國國際輸入博覧會に出展するために作り直したカタログをチェックする英國の粉ミルクメーカーのマクマホンCEO(撮影：人民網(wǎng)記者?翁奇羽)。

彼の名はロス?マクマホン氏、英國の粉ミルクメーカー?Kendal Nutricare Ltdの最高経営責任者(CEO）だ。マクマホンCEOは中國國際輸入博覧會期間中の6日間にわたり、自ら毎日會場に足を運び、提攜パートナーと商談し、ビジネスチャンスを模索する予定だとしたため、人民網(wǎng)では密著取材を行い、日々感じた新鮮な出來事や成果についてインタビューしたいと申し出たところ、快く引き受けてくれた。

1日目：習近平主席の基調講演を聞き、自信抱く

11月5日、中國の習近平國家主席が、同博覧會の開幕式に出席し、基調講演を行った。

中國國際輸入博覧會の自社のブースに並べられた粉ミルクを確認するマクマホンCEO (撮影：人民網(wǎng)記者?翁奇羽)。

その講演を聞いたマクマホンCEOは、「中國は、開放型の世界経済構築を真剣に呼びかけている」と感慨深く語った。

また、「講演の內容はとても説得力があり、私もより自信を深めた。數(shù)年前に行った自分の判斷が正しかったと、ずっと信じている。中國には巨大な市場があるだけでなく、そのビジネスを取り巻く環(huán)境も良好だ」とした。

2015年、マクマホンCEOは、Kendal社を買収し、粉ミルクメーカー「Kendamil」を立ち上げた。そして、中國を主なターゲット市場にしている。それから3年が経ち、同社の業(yè)績は順調に伸び、マクマホンCEOは當時下した決斷の正しさをより一層確信するようになっている。