ファストファッション業(yè)界の業(yè)績(jī)は近年伸び悩みを見(jiàn)せており、メーカーは商品ラインナップを拡大して業(yè)績(jī)アップを図らざるを得なくなっている。例えば、最近フレグランスシリーズを打ち出しているアパレルメーカーのZara(ザラ)は、コスメ市場(chǎng)に參入し、今月5日には、初のリップグロスシリーズUltimatteを発表した。価格は7.95-19.95ユーロ(1ユーロは約127.90円)。その他にも、多くのファストファッションブランドがコスメ市場(chǎng)に參入している。業(yè)界関係者は、「コスメ商品はコストが安く、利益率が高い。一定規(guī)模に発展しているファストファッションブランドがそこに參入すれば、自社の業(yè)績(jī)を伸ばすことができる」と分析している。北京商報(bào)が報(bào)じた。
これまで、コスメ系商品でZaraが販売していたのは、フレグランスだけだったが、その姉妹ブランドのBershka(ベルシュカ)は2017年に、コスメやスキンケア、ボディーケアなどを含むおよそ100種類のコスメ商品を打ち出した。また、別のアパレルメーカー?H&Mも15年に、初のコスメシリーズを打ち出し、発売後は品切れ続出の大ヒットとなっている。
実際、コスメ市場(chǎng)の見(jiàn)通しは明るく、利益率も高いため、多くのブランドが業(yè)界を越えて參入している。市場(chǎng)調(diào)査會(huì)社?ミンテルの統(tǒng)計(jì)によると、中國(guó)の化粧品市場(chǎng)の成長(zhǎng)率は、美容?ケア市場(chǎng)全體の成長(zhǎng)率を大きく上回っており、2017-22年の間、化粧品市場(chǎng)は毎年年間平均10.2%のペースで成長(zhǎng)し、22年には496億6200萬(wàn)元(1元は約16.47円)規(guī)模に達(dá)する見(jiàn)込みだ。
Zaraの親會(huì)社?Inditexグループが発表している今年上半期の業(yè)績(jī)を見(jiàn)ると、7月31日の時(shí)點(diǎn)で、過(guò)去6ヶ月の売上高が前年同期比3%増で、粗利益率は56.7%、純利益は3%増の14億1000萬(wàn)ユーロとなっている。前年同期の同グループの売上高は前年同期比11.5%増で、粗利益は前年同期比11%増の66億ユーロ、純利益は同9%増の13億7000萬(wàn)ユーロだった。ここからも同グループの業(yè)績(jī)は今年すでに大幅な鈍化を見(jiàn)せていることが分かる。
ぜいたく品中國(guó)聯(lián)盟の張培英栄譽(yù)顧問(wèn)は、「ファストファッションの業(yè)績(jī)が徐々に落ち込んできているため、各大手ブランドが新たな道を模索し始めている。コスメ商品は利益率が高く、急成長(zhǎng)したファストファッションのスタイルを利用すれば、市場(chǎng)の一部を奪うことができるだろう。ただ、化粧品市場(chǎng)は非常に大きいものの、ライバルを軽視することはできず、ファストファッションブランドのほか、各大手コスメが集まった店も近年続々と登場(chǎng)している。また、オンライン販売だけのブランドよりも、オフラインの実店舗を持つブランドのほうが人気となっている」と指摘する。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年12月6日
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