年末が近づき、今年も多くのサラリーマンが有給休暇の完全消化に著手し始め、休暇を繋ぎ合わせて旅行に出かける現(xiàn)象が再び活況を呈している。途牛旅遊網(wǎng)の擔(dān)當(dāng)者は、「年末出発のツアー価格はかなり優(yōu)位性があり、景勝地や人気目的地を訪れる観光客も比較的少ない。このため、ピークを避けて年末に休暇を繋ぎ合わせて旅行に出かけることが、特にホワイトカラーの間で人気になっている」とした。中國(guó)青年報(bào)が伝えた。
またこの擔(dān)當(dāng)者は、「現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、多くの観光客が、クリスマスと元旦休暇を繋ぎ合わせるという選択をしており、國(guó)內(nèi)旅行では、南方への避寒旅行や北方への氷雪観光がかなりの人気となっている。海外旅行では、季節(jié)が真逆の地方への旅行やショッピング旅行の人気が高い」と紹介した。
年末の休暇を繋ぎ合わせた旅行がブームとなっている中、多くの観光客は、土日の週末と平日の休暇を繋いでミニ連休旅行に出るというパターンを選択し、その旅行スケジュールは基本的に約5日間前後となっている。そして有給休暇がたくさん余っている場(chǎng)合、6日間の有給をとり、クリスマスと元旦を繋ぎ、計(jì)11日間の「ゆく年くる年」旅行に出るという人もいる。
途牛旅遊網(wǎng)の擔(dān)當(dāng)者は、「現(xiàn)在のツアー予約狀況から見(jiàn)て、顧客が選択する出発日は、比較的分散傾向にある。このような狀況から、有給休暇の完全消化によって、サラリーマンはもはや固定的な休暇に縛られることなく、日程をより自分の思うままに決定し、ピークを避けて旅に出るという傾向がますます顕著化していることが見(jiàn)て取れる」と説明した。
観光客の出身地については、年末に休暇を繋ぎ合わせて旅行する人が最も多い都市は、上海、北京、南京、広州、天津、深セン、成都、杭州、西安、瀋陽(yáng)だった。また、「休暇を繋ぎ合わせた旅行」をする場(chǎng)合の人數(shù)は、「2人」の申込が最も多い。その中心となっているのは、「カップル旅行」と「夫婦旅行」。これに続くのが「3人」または「4人以上」だった。有給休暇の完全消化が目的の場(chǎng)合、「1人旅より道連れがいる旅の方がいい」と考える顧客が圧倒的多數(shù)を占めた。
途牛旅遊網(wǎng)のモニタリングデータによると、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)での年末出発団體ツアーの人気目的地トップ10は順に、海南、雲(yún)南、福建、広東、広西、東北めぐり、四川、湖南、華北めぐり、陝西だった。このデータから、南方への避寒旅行と北方への氷雪ツアーが、引き続き、年末國(guó)內(nèi)観光の主な選択肢となっている狀況が見(jiàn)て取れる。
氷雪ツアー市場(chǎng)については、スキー、スケート、溫泉、雪景色観賞をテーマとした旅行が主流となっており、黒竜江省ハルビン、吉林省長(zhǎng)白山、吉林省北大壺などが引き続き、今年の氷雪ツアーの人気目的地となっている。このほか、冬春シーズンの西北旅行を?qū)澫螭趣筏績(jī)?yōu)遇措置が推進(jìn)され、オフシーズンの旅行価格が値下がりしていることから、內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)呼倫貝爾(フルンボイル)や新疆ウイグル自治區(qū)阿勒泰(アルタイ)なども、良質(zhì)な氷雪観光資源や素晴らしい冬春シーズンツアーにより、今年の氷雪ツアーの新興目的地となる見(jiàn)込みが高い。
海外旅行に関しては、「年越し」、「ショッピング」、「オーロラ」が、多くの観光客にとって、年末の「休暇を繋ぎ合わせた旅行」におけるキーワードとなっている。気候が溫暖で、比較的近場(chǎng)で、ビザの利便性が高いタイ、日本、インドネシア各國(guó)の人気が高い。このうち、タイ政府がアライバルビザ申請(qǐng)費(fèi)の無(wú)料化や電子アライバルビザ実施などの関連措置を打ち出した影響で、バンコク、チェンマイ、プーケット島などに多くの中國(guó)人観光客の注目が集まり、「チェンマイだけ」のディープ旅や「バンコク+チェンマイ」、「チェンマイ+チェンライ」、「プーケット島+チェンマイ」など複數(shù)の場(chǎng)所をめぐるツアーが良く売れている。また、クリスマスのショッピングシーズンを迎えることから、若い観光客のなかには、クリスマス中に海外を訪れ、クリスマスイベントやショッピング三昧を楽しむ人が多い。オーロラ観光が大好きな観光客にとって、この時(shí)期は北極地方にオーロラを観に行くには絶好のシーズンであるため、北極地方にあるフィンランド、ノルウェー、アイスランドの各國(guó)は、「80後(1980年代生まれ)」や「90後(1990年代生まれ)」の間で人気を博している。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年12月7日
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