不動(dòng)産業(yè)研究プラットフォームの貝殻研究院はこのほど「2018年中國(guó)全土住宅購(gòu)入者調(diào)査報(bào)告」を発表した。そのデータによると、18年に住宅を購(gòu)入した人の平均年齢は29.5歳で、世界各國(guó)に比べて若さが目立つ。これは中國(guó)不動(dòng)産市場(chǎng)が相対的に活況であることの重要な原因の1つと考えられる。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

▽住宅購(gòu)入者の平均購(gòu)入面積は28平米足らず

同報(bào)告は18年の不動(dòng)産購(gòu)入者に対するアンケート調(diào)査に基づいて統(tǒng)計(jì)やデータをまとめている。それによると、18年の購(gòu)入者の平均居住面積は27.8平方メートル（平米）で、このうち20平米に満たない人が24.3％を占め、3人家族の多くが60平米に満たない空間で暮らしていることになる。

年代別にみると、資金の蓄積が少ない90後（1990年代生まれ）よりも上の80後（1980年代生まれ）の居住面積がより小さい。データによれば、80後は小學(xué)生のいる世帯が多く、平均居住面積は27平米で、すべての年代の中で居住環(huán)境が最も劣る。

中國(guó)不動(dòng)産市場(chǎng)は今やストック時(shí)代に突入し、中古住宅ニーズが不動(dòng)産市場(chǎng)の購(gòu)入者全體の要求を最も実體に近く反映しているといえる。中古市場(chǎng)の購(gòu)入者のニーズは2LDKが中心で、現(xiàn)在の一人世帯の居住環(huán)境にはゆとりがある。2人家族の1人あたり平均寢室數(shù)は1室に達(dá)したが、大まかな統(tǒng)計(jì)によれば、1室に満たない世帯は60％に上り、たとえば3人家族なら1人平均0.8室、4人以上の家族なら0.6室で、世帯人數(shù)が増えるほど居住空間は狹くなる。

▽初購(gòu)入者はローン頼みが多い

同報(bào)告によると、住宅を初めて購(gòu)入する人はローン頼みの人が多く、18年には取引金額に占めるローンの割合が平均90％に達(dá)し、ローン需要がある人を購(gòu)入回?cái)?shù)別にみた場(chǎng)合でこの割合が最も高かった。

同時(shí)に、初購(gòu)入者はレバレッジ率もより高い。報(bào)告の統(tǒng)計(jì)では、18年の初購(gòu)入者の毎月の返済額の収入に対する割合は42.9％で、2回目以上の人の割合を5ポイント上回った。初購(gòu)入者は50％以上という人の比率でも2回目以上の人を上回った。

初購(gòu)入者は80後と90後が多く、このため若い世代のローン返済圧力がとりわけ大きい。同報(bào)告のデータによると、80後の毎月の返済額の対収入比は40.8％、90後は43.5％で、1980年以前に生まれた人が32％だったことを考え合わせると、年齢が若いほど毎月の返済額の負(fù)擔(dān)も重くなると大まかに結(jié)論づけることができる。注目されるのは、年齢での區(qū)分ではなく、収入での區(qū)分によってみると、低所得者ほどレバレッジ率は高くなり、返済額の対収入比は43％になる。また三線都市と四線都市の購(gòu)入者の平均対収入比は二線以上の都市によりも明らかに高く、42.4％に達(dá)する。