夏休みの旅行シーズンを迎えた韓國。近年韓國では、國內(nèi)旅行のコストが年々高まっており、國內(nèi)旅行と海外旅行の費用がほぼ変わらないことから、海外旅行に出かける人がますます増えている。韓國メディアの報道を引用し、中國新聞網(wǎng)が報じた。

韓國発の大阪行きツアーと済州島への3泊4日の旅行を比較すると、大阪の場合、航空券は往復(fù)で25萬から30萬ウォン程度で、二つ星、三つ星ホテルの宿泊費が１晩６萬から８萬ウォン程度、ちょっと高級な四つ星ホテルでも１晩10萬ウォンくらいしかかからない。大阪行きツアーの一日當(dāng)たりの消費額は約8萬から10萬ウォンで、１人あたりの旅行費用は70萬から90萬ウォンとなる。

一方、韓國の済州島に旅行する場合、航空券は5萬から10萬ウォンと比較的安いが、宿泊費は10萬以上もかかるため、旅行の総費用は日本とほとんど変わらない。

また、報道によると、韓國の國內(nèi)旅行と海外旅行のコストの差が縮まったのに伴い、韓國國民が國內(nèi)より海外旅行を選ぶ傾向が強まっている。中國や東南アジアの人気が依然として高いことに加え、このところの円安で日本の物価も低下しており、日本も人気の旅行先になっている。さらに、格安航空會社（LCC）が頻繁に激安航空券を発売していることから、海外旅行のコストが年々下がってきている。（編集XM）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月12日