10日午後6時(shí)45分、浙江省溫州市鹿城區(qū)の住宅用ビルが崩壊した現(xiàn)場(chǎng)で、小さな女の子が14時(shí)間後に瓦礫の中から無事救出された。中國新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

10日午前4時(shí)から午後6時(shí)20分まで、倒壊事故が発生してからすでに14時(shí)間半が経過していた。だが、事故現(xiàn)場(chǎng)では煌々と照明がともり、機(jī)械音がうなり続け、救援作業(yè)が中斷することはなかった。

浙江省溫州市公安消防局司令部戦訓(xùn)科の孫靜?科長(zhǎng)は、「廃墟の中にあった1枚のセメント板をめくった際に、1人の男性が閉じ込められているのを発見した。直ちに機(jī)械による掘削作業(yè)を中斷させ、救助隊(duì)員が手を使って瓦礫を掘り起こす方法に切り替え、慎重にその男性の身體の周りにある瓦礫の撤去作業(yè)を続けた。その男性が頭を低くした狀態(tài)で瓦礫の中に埋もれているのを見たとき、すでに生命兆候はなかった」と話した。

だが、救援隊(duì)員が少しずつ掘り進(jìn)んでいくと、この男性が小さな女の子を腕に抱きかかえ、必死で庇っている狀態(tài)が明らかになった。

また、孫科長(zhǎng)は、「小さい女の子は仰向けで橫になっていた。男性の背中の上方には、厚さ約20センチ、幅約1メートルのセメント板があり、彼をひどく圧迫していた。男性が身を挺してセメント板を押えていたため、女の子が重たいセメント板に圧迫されることはなかった。発見されたとき、女の子はしっかりと呼吸しており、片方の足が外に出ていた。足はずっと震えていたが、そっと觸れてみたところ、まだ體が溫かかった」と話した。