北京地下鉄空港線東直門駅の無料エリアに、ライトブルーと白を組み合わせた色合いの機(jī)械6臺が橫一列に並んでいる。乗客が第2世代身分証を機(jī)械の上に置くだけで、搭乗券が印刷され、しかも座席を選択できる?？崭劬€の職員は、「スムーズに操作できた場合、全プロセスはわずか1分から3分ほどで終了する。空港線で第3ターミナルと第2ターミナルに移動するのに約30分必要なため、現(xiàn)在は離陸時(shí)間の2時(shí)間前までなら地下鉄駅で搭乗券を印刷することが可能となった」と紹介した。北京日報(bào)が伝えた。

自動チェックイン機(jī)のほか、空港線には今回、フライト情報(bào)のスクロールメッセージを表示するスクリーンと相互式フライトスケジュール表示設(shè)備が新たに導(dǎo)入された?？崭劬€職員は、「これらの情報(bào)はすべて、空港情報(bào)ネットワークと繋がっており、リアルタイム更新を?qū)g現(xiàn)している。各ターミナルビルのレストランやショッピングに関する情報(bào)も検索できる。今のところ、中國國際航空や東方航空など航空會社6社が運(yùn)航する國內(nèi)線フライトは、自動チェックイン機(jī)によるチェックインが可能で、航空各社のカスタマーサービス電話番號も、これらの設(shè)備で調(diào)べることができる」と説明した。

だが、空港線における手荷物輸送サービスはまだスタートしていない。交通部門は以前、空港線東直門駅には実はこの機(jī)能が備わっているものの、航空會社側(cè)が安全検査や輸送などの問題を考慮し、同サービスの実施に躊躇していると明かしている。また、手荷物輸送サービスがスタートすれば、空港線の車両も編成の調(diào)整を強(qiáng)いられる點(diǎn)についても、同サービスが実施されていない原因となっている。調(diào)整案としては現(xiàn)在の4両編成列車のうち1両を手荷物輸送用として使用するか、車両を1両増やして、荷物輸送用とするといった方法が挙がっている。

現(xiàn)在敷設(shè)中の北京地下鉄新空港線は、自動チェックイン機(jī)や手荷物輸送などの課題について、これまで総合的に検討を進(jìn)めてきた。乗客は、同線の草橋駅などの駅で手荷物を預(yù)け、身軽に地下鉄に乗ってターミナルビルに到著することが可能となる見込み。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年7月10日