香港地區(qū)在住で公共衛(wèi)生醫(yī)學(xué)が専門(mén)の江永明醫(yī)師は、「最近、『W杯癥候群』の患者が増えている。複數(shù)の男性はいずれも、片足飛びをするような狀態(tài)で病院を訪れた。痛風(fēng)を発癥したのだ」と話した。このほか、「W杯開(kāi)催期間中に診察を受けにくる患者は、普段の2～3割多い」と指摘する中醫(yī)醫(yī)師もいた。香港「大公報(bào)」の報(bào)道を引用して中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

江永明醫(yī)師は、「血液には尿酸が含まれているが、W杯開(kāi)催中は、TV観戦の傍ら、落花生やナッツなどの豆類(lèi)を普段より多く食べ、また、飲酒量も増える人が多い。さらに睡眠不足が重なることで、血液內(nèi)の尿酸値が高くなり、痛風(fēng)を発癥、足の指が赤く腫れあがるだけではなく、腳で地面を踏むと痛みさえ感じる。痛風(fēng)に罹患した患者は、消炎剤を服用後、水を多めに飲むよう心がければ、病狀が緩和される」と指摘した。

香港中醫(yī)學(xué)會(huì)の林▲茵?副會(huì)長(zhǎng)（▲は草かんむりの下に倍）は、「W杯開(kāi)催中に病院を受診する人の多くは、夜更しを重ね、飲み過(guò)ぎたことで、『熱気』や『のぼせ』狀態(tài)に陥り、口の乾き、喉の痛み、吹き出物や便秘などの癥狀が現(xiàn)れる。長(zhǎng)時(shí)間座った狀態(tài)で、ビールを飲み脂っこい食べ物を食べることで、癥狀がさらに悪化し、脾臓や胃が傷つき、便秘さらには痔の癥狀まで出ることもある」と話した。

林副會(huì)長(zhǎng)は、「人気ナンバーワンのブラジル代表が出場(chǎng)した試合の時(shí)には、肝臓の気の巡りが滯り、イライラが募った人も少なくない。このような人は、口の苦み、口の乾き、ため息などの癥狀に見(jiàn)舞われる」と続けた。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年7月11日