米國(guó)人記者のハリソン?ジェイコブズさんが最近、米國(guó)のあるサイトに、中國(guó)?日本?韓國(guó)?ロシアの高速鉄道に乗った感想を書(shū)き込んだ。ハリソンさんが見(jiàn)た各高速鉄道の優(yōu)劣は？そして各國(guó)の高速鉄道の特徴とは？環(huán)球網(wǎng)が報(bào)じた。

ハリソンさんは次のいくつかのポイントごとに各國(guó)の高速鉄道を評(píng)価している。

1.車(chē)両

中國(guó)の高速鉄道はここ十?dāng)?shù)年で発展し始めたこともあり、車(chē)両は當(dāng)然ながら新しい。中國(guó)は昨年、自主設(shè)計(jì)?製造した最新型車(chē)両の「復(fù)興號(hào)」を世に送り出した。日本は1964年に新幹線(xiàn)を?qū)毪?、その後も?chē)両のリニューアルを続けている。韓國(guó)の高速鉄道は、2004年に開(kāi)通し、初期はフランス?アルストム社との共同開(kāi)発だったが、近年は獨(dú)自の列車(chē)を開(kāi)発している。ロシアの高速鉄道は、09年にサービスを開(kāi)始し、技術(shù)はドイツ?シーメンス社のものだ。

2.駅

中國(guó)で新たに建設(shè)された高速鉄道の駅は、駅というよりも空港に近い。私が中國(guó)で利用したほとんどの高速鉄道の駅は、地下鉄と直接つながっており、旅行にはとても便利だ。日本では、東京から大阪まで新幹線(xiàn)に乗った。美しい東京駅には長(zhǎng)い歴史があるが、中國(guó)の駅ほど現(xiàn)代化は進(jìn)んでいなかった。韓國(guó)では、ソウルから釜山（プサン）まで高速鉄道に乗った。2つの駅はとても清潔で、移動(dòng)しやすかったが、特に特徴はなく、大型のショッピングモールのようだった。ロシアでは、モスクワからサンクトペテルブルクまでSAPSANに乗った。モスクワ駅は、外から見(jiàn)ると建物がとても美しいが、內(nèi)部はサンクトペテルブルク駅と同じく、暗くて狹かった。

3.乗車(chē)率

16年、中國(guó)の高速鉄道網(wǎng)の利用者は延べ約30億人で、乗車(chē)率は毎年10％のペースで上昇している。中國(guó)全土の高速鉄道は計(jì)1萬(wàn)5500マイル（約2萬(wàn)4945キロ）で、初の高速鉄道は08年に開(kāi)通と比較的遅い時(shí)期であることを考えると、この數(shù)字には驚かされる。新幹線(xiàn)ネットワークのカバー率は高く、日本の総人口の37％をカバーしている。韓國(guó)の高速鉄道網(wǎng)はメイン路線(xiàn)4線(xiàn)からなり、さらに多くの路線(xiàn)の建設(shè)が計(jì)畫(huà)されている。印象深いのは、高速鉄道網(wǎng)が韓國(guó)の総人口約45％をカバーしている點(diǎn)だ。ロシアの高速鉄道は一路線(xiàn)しかなく、サンクトペテルブルクから、モスクワを通り、ニジニ?ノヴゴロドまで8時(shí)間で結(jié)ばれている。

4.切符の購(gòu)入

中國(guó)では、外國(guó)人はオンラインで切符を買(mǎi)うと、切符を窓口まで取りに行かなければならない。また、人気の路線(xiàn)の切符はすぐに売り切れるため、前もって予約しておかなければならない。日本でもオンラインで切符を買(mǎi)うことができる。主要路線(xiàn)は運(yùn)行本數(shù)も多いため、売り切れていないか心配する必要はない。韓國(guó)の狀況も日本に似ている。ロシアでオンラインで切符を買(mǎi)う場(chǎng)合は、倍の値段を取る會(huì)社もあるため、注意が必要だ。

5.車(chē)內(nèi)スペース

中國(guó)の高速鉄道の車(chē)內(nèi)は、飛行機(jī)の機(jī)內(nèi)のようだった。日本の新幹線(xiàn)の車(chē)內(nèi)も中國(guó)と似ていた。韓國(guó)の車(chē)內(nèi)は少しせまく、古く見(jiàn)えた。ロシアの車(chē)內(nèi)は、4ヶ國(guó)の中で一番よかった。

6.座席スペース

中國(guó)の高速鉄道の座席は大きく、足を伸ばすことができるスペースが十分にあるため快適で、大満足だった。日本の新幹線(xiàn)も中國(guó)と似ていたが、座席が少し硬いと感じた。韓國(guó)の高速鉄道の座席は少し狹かった。ロシアの高速鉄道の座席も大きく、快適に寢ることができた。

7.食べ物の車(chē)內(nèi)販売

中國(guó)の高速鉄道には食堂車(chē)があり、電子レンジで溫めて食べることができる食品が販売されていた。また、乗務(wù)員が小さなカートを押して、お菓子や果物、飲み物などを販売していた。新幹線(xiàn)で販売されていたのは、飲み物とお菓子だけで、その種類(lèi)は少なかった。韓國(guó)の高速鉄道は運(yùn)行時(shí)間が短いため、食べ物の販売は行われていなかった。車(chē)內(nèi)販売の面では、ロシアの高速列車(chē)が一番よく、多くのエコノミー席でコーヒーやソフトドリンク、サンドイッチなどが提供されていた。

8.スピード

中國(guó)の高速鉄道は最速で350キロ、通常は307キロで運(yùn)行され、最近開(kāi)発された「復(fù)興號(hào)」は400キロで走行することも可能。日本の新幹線(xiàn)は最速で320キロで、一部の路線(xiàn)はそれより遅いスピードで運(yùn)行されている。韓國(guó)の高速鉄道の最高設(shè)計(jì)速度は350キロ、運(yùn)行速度は300キロだった。ロシアの高速鉄道は250キロだが、350キロまでレベルアップすることができる。

ハリソンさんは最後に、「最速で、最新なのは中國(guó)の高速鉄道」と総括?！钢袊?guó)の高速鉄道は最先端の技術(shù)による車(chē)両、景観としても際立っている駅、印象深い鉄道網(wǎng)などの面で他に勝っている」と説明したうえで、「改札の手続きと車(chē)內(nèi)の食べ物の選択においては改善の余地がある」とも指摘した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年7月11日