月探査機(jī)「嫦娥4號(hào)」の月面ローバーの名稱を世界から募集する活動(dòng)が15日始まり、そのセレモニー會(huì)場(chǎng)で嫦娥4號(hào)の著陸機(jī)と月面ローバーのデザインが初公開(kāi)された。単純に外観だけを見(jiàn)るならば、嫦娥4號(hào)の月面ローバーは「姉妹」である嫦娥3號(hào)の月面ローバー「玉兎號(hào)」に似ている。これについて中國(guó)月探査事業(yè)副総指揮、國(guó)家國(guó)防科技工業(yè)局月探査?宇宙事業(yè)センター主任の劉継忠氏は、「嫦娥4號(hào)の月面ローバーは玉兎號(hào)に似た特徴を備えている。その一方で、月裏側(cè)の複雑な地形條件、中継通信の新たな需要、科學(xué)目標(biāo)の実需に基づいた改良、ペイロードの適度な配置調(diào)整が行われている」と紹介した。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。
気溫調(diào)節(jié)について、月の夜の氷點(diǎn)下180度の環(huán)境ですべての設(shè)備が故障しないように、専門家は計(jì)器と設(shè)備に熱を供給する同位體熱源を設(shè)置した。中國(guó)月探査事業(yè)チーフデザイナーの呉偉仁氏によると、晝夜で極端な気溫差がある月面環(huán)境に適応することは、嫦娥4號(hào)の月面ローバーのアップグレードの重要な取り組みの一つだ。これは玉兎號(hào)の當(dāng)初の教訓(xùn)が汲み取られている。2014年2月10日、極端な気溫差の影響で玉兎號(hào)の通信に異常が発生し、月の夜のスリープ後に起動(dòng)しにくくなったのだ。その後「蘇生」したものの、「負(fù)傷」しながらの稼働であったため、月での活動(dòng)に一定の影響が生じた。気溫調(diào)節(jié)のほか、嫦娥4號(hào)の月面ローバーはさらにリンクの設(shè)計(jì)を改良し、試験?検証を行った。このように失敗の経験を十分に活かした構(gòu)造となっている。
ペイロードについて、嫦娥4號(hào)の月面ローバーは玉兎號(hào)が搭載した國(guó)産「3大ペイロード」、すなわちパノラマカメラ、赤外線分光撮像裝置、月探査レーダーを引き継ぐ。さらにもう一つの武器となるのは、スウェーデンと協(xié)力した中性原子探査裝置だ。これにより人類史上初めて、月面で中性原子探査が行われる。
また最も注目に値すべき點(diǎn)は、嫦娥4號(hào)の月面ローバーの総重量が約140キロと、世界で最も軽い月面ローバーである點(diǎn)だ。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年8月20日
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