さらに長(zhǎng)年にわたり、日本政府が経済活性化措置を繰り返し取り、公共事業(yè)への投資を絶えず増やしてきたことが、人口高齢化による巨額の支出圧力に苦しむ財(cái)政問題と債務(wù)問題をさらに悪化させ、政府への貸し越しを行わせ、財(cái)政悪化を加速した。19年10月に実施予定の消費(fèi)稅率の10％への引き上げなどは、日本政府は経済へのマイナス影響を予想しながら、財(cái)政的に苦しい狀態(tài)にあるため、2回の先送りを経て、今では避けられないところまで來てしまっている。

外需をみると、日本の財(cái)務(wù)省が発表した速報(bào)値の統(tǒng)計(jì)によると、今年10月の日本の貿(mào)易収支の赤字は4493億円だった。分析によると、原油価格の上昇で輸入額が膨らみ、貿(mào)易収支は2ヶ月ぶりに赤字になり、日本経済は年末の下ぶれ圧力を増大させることになった。また中國(guó)経済が減速した影響で、日本から中國(guó)への工作機(jī)械の輸出が目立って減少した。

日本工作機(jī)械工業(yè)會(huì)が発表した今年10月の工作機(jī)械受注額をみると、対中輸出額は前年同期比36.5％減少して、8ヶ月連続で低下した。日本の內(nèi)需と対歐米輸出の伸びも対中輸出の落ち込みを補(bǔ)うことはできていない。分析では、中國(guó)からの受注量が減少したのは主に市場(chǎng)の需要の低迷が原因だ。製品タイプをみると、スマートフォンの金屬部分の加工に用いられるドリルと精密機(jī)器などの工作機(jī)械の受注額が67.6％減と大幅に減少した。一般機(jī)械の工作機(jī)械の受注額も40.8％減少した。スマートフォンでは、日本の電機(jī)メーカー?ファナックの大口顧客である有名企業(yè)?富士康(フォックスコン)をはじめとする企業(yè)が、今年はドリルの注文數(shù)を大幅に減らしている。富士康の場(chǎng)合、アップル社の攜帯電話の需要低迷の影響により、富士康が「iPhoneXR」（アイフォーンXR）の製造で稼働している生産ラインは約45本しかなく、當(dāng)初準(zhǔn)備していた60本よりだいぶ少ない。市場(chǎng)調(diào)査會(huì)社カウンターポイントのまとめた報(bào)告では、「今年第3四半期の世界のスマートフォン出荷量は3億8千萬臺(tái)で、前年同期比5％減少したという。また同社の中國(guó)スマートフォン市場(chǎng)第3四半期報(bào)告でも、市場(chǎng)全體の販売量が同13％減少し、4四半期連続の減少になったとしている。

長(zhǎng)年にわたり、日本の工作機(jī)械受注量は経済の先行指標(biāo)とみなされてきたが、今や中國(guó)からの受注が減少して、日本の製造業(yè)は折り返し地點(diǎn)に到達(dá)し、これまで1年半も続いた力強(qiáng)いニーズが徐々に低下していることを物語る。この影響で、日本の景気動(dòng)向の指標(biāo)も工業(yè)生産の指標(biāo)もどれも低下している。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年12月4日