北京時間23日午後7時ごろ、臺灣南部の高雄小港空港を出発し澎湖諸島馬公空港に向かった臺灣復(fù)興航空GE222便が著陸空港付近で機(jī)體が原因不明の要因で突然急降下して不時著に失敗、炎上した。中央広播網(wǎng)が伝えた。

臺灣復(fù)興航空が24日午前6時30分に発表した聲明によると、今回の事故で48人が死亡、10人が負(fù)傷した。

復(fù)興航空の正式名稱は復(fù)興航空輸有限公司（本社：中國臺灣）で、主に臺灣島內(nèi)路線と短距離國際線を運航している。事故が起きたATR―72型旅客機(jī)は、フランスとイタリアの合弁航空機(jī)メーカー?ATR社製のATR―42型小型旅客機(jī)のアップグレード版。1988年に就航、翌1989年に商用目的で運航がスタートした。統(tǒng)計データよると、復(fù)興航空AT2―72型旅客機(jī)は、1995年以來、すでに7件の事故を起こしているが、この7件のうち、死者が発生した事故はない。

別の概算統(tǒng)計によると、澎湖海域では、1967年からの47年間に、今回の事故以外にすでに11件の航空機(jī)事故が発生、計289人が死亡あるいは行方不明となった。澎湖列島は64の島々で構(gòu)成され、臺灣海峽の中間に位置している。ここでは、2つの大きな海流が交わっている上、海溝も存在することから、「極めて危険な海域」といえる。

澎湖海域の上空で続々と航空機(jī)事故が起こる原因については、諸説亂れている。摩訶不思議な磁場がなせる業(yè)だという意見があり、臺灣の人々は、その説から、「澎湖は臺灣のバミューダトライアングル」というイメージを抱くようになった。また、「澎湖は國際航路上にあることから、航空機(jī)事故が発生する確率が高いのは當(dāng)然だ」という意見もある。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月24日