◆噂その三　 汚職防止の「特効薬」

噂：メディアはこのほど、「汚職役人の脳、一般人とどのような違いが？」と題する記事を掲載した。中國(guó)大陸部の神経學(xué)の専門(mén)家の研究によると、受け取る賄賂の額が多いほど、大脳が受ける刺激が大きくなるという。専門(mén)家は、収賄行為と大脳の間に関連性があるのならば、薬や心理療法などによって人の行為を調(diào)整できると考えている。

真相：中國(guó)科學(xué)院心理研究所行為科學(xué)重點(diǎn)実験室の李教授（同記事の「専門(mén)家」）は、「研究のテーマは、公平の準(zhǔn)則が金銭による調(diào)節(jié)を受ける神経的な基礎(chǔ)だ。研究では、賄賂、腐敗、汚職などについて一言も觸れられていない」と回答した。メディアの記者は中國(guó)語(yǔ)の記事を勝手に書(shū)き換えており、記事が研究者の意図とまったく異なる內(nèi)容となった。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年8月6日