中國科學(xué)技術(shù)部（省）の基礎(chǔ)研究関連部門は、「わが國近海の海洋生物遺伝子コード資源バンクの構(gòu)築」プロジェクトを立ち上げた。同プロジェクトは中國科學(xué)院海洋研究所が擔當し、5年間で海洋生物遺伝子コードデータバンクを構(gòu)築し、海洋生物の検査?識別の基準を形成する。人民日報が伝えた。

研究者は中國近海の原核生物、植物、浮遊動物、大型海底無脊椎動物、魚類などの中から、一般的で、重要で、代表的で、人々の生活と密接に関連する重要海洋生物を選択し、遺伝子コードの解析とデータバンクの構(gòu)築を行う。2000の種をカバーし、1萬5000件のデータを基礎(chǔ)とする遺伝子コードデータバンクを、5年內(nèi)に構(gòu)築する見通しとなっている。

専門家は、「海洋生物の種の正確な識別は、海洋環(huán)境の保護、資源の持続可能な利用、海洋経済の発展、海洋科學(xué)研究の基礎(chǔ)的活動にとって有益だ。しかし中國の専門的な海洋生物分類學(xué)研究チームの規(guī)模には限りがあり、伝統(tǒng)的な形態(tài)に基づく検査方法は範囲が狹く、海洋科學(xué)研究、海洋経済、海洋の管理の需要を満たせない」と指摘した。同プロジェクト首席科學(xué)者の李新正氏は、「遺伝子コードにより海洋生物を識別し、すべての種に一本の物差しを作る。これがデータバンクの役割だ。データバンクの構(gòu)築後、海洋生物は自分の『分子身分証』を手にすることになるだろう」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年8月19日