標準により技術向上を図り、検査により市場を規(guī)範化し、認証により世界に合わせる――中國の各部（省）?委員會は、世界最大のロボット市場である中國のロボット産業(yè)の健全かつ秩序ある発展を促進するため、中國ロボット産業(yè)標準、検査?認証體制の確率を共同推進している。第1陣のロボット認証プロジェクトが始動しており、近日中に認証マークと初の認定企業(yè)が発表される。新華社が伝えた。

これは上海で開かれた、「國際ロボット検査?認証ハイエンドフォーラム2016」の記者會見で発表された情報だ。

中國自主ブランドの産業(yè)ロボットの年間生産臺數(shù)は、2020年に10萬臺に、サービスロボットの年間売上は300億元（1元は約15.43円）を上回る見通しだ。しかし同時に、中國のロボット産業(yè)は現(xiàn)在も中核技術が不足しており、重要部品を輸入に依存している。さらに製品?集積?検査類の標準の遅れや不備といった問題がある。

國家ロボット検測?評定センターは2015年の設立以來、國內ロボット産業(yè)の健全な発展を促進するため「國家ロボット標準體制建設指南（2016年版）」と「中國ロボット標準化白書」を制定し、ロボット検測?認証連盟が設立された。

國家認証認可監(jiān)督管理委員會認証監(jiān)督管理部の徐秋媛所長によると、ロボット産業(yè)の検査?認証制は世界的な慣例だ。中國も第3者検査?認証機関がロボット完成品や重要部品の検査?認証を行うことを奨勵し、認証?監(jiān)督管理體制を改善していく。

國家ロボット検測定?評定センターは2015年10月に認証活動専門家チームを発足し、「産業(yè)ロボットの安全とEMC（電磁適合性）認証の実施規(guī)則」を審査?制定した。ロボット認証は産業(yè)ロボット、サービスロボット、無人機などの完成品と重要部品の安全認証、EMC認証、環(huán)境適応性認証などの多岐にわたる。このほど始動した第1陣の認証プロジェクトは、安全認証とEMC認証だ。

産業(yè)?サービスロボットの初の認証は、國內外の多くの企業(yè)が注目している。現(xiàn)在まで50社以上から製品認証に関する事項について問い合わせが寄せられているという。（編集YF）

「人民網日本語版」2016年10月17日